そもそもダイエットする理由は?
ダイエットをする理由はいくらでもある。
- 数年前買ったズボンが入らないから
- 見た目が良くないから(モテないから)
- 糖尿病が怖いから
- 息苦しいから
- その他
若い時は見た目とか衣類とかが理由の大半を締めるだろうけど、年取ってくると健康面の方が多くなる。かくいう俺もすでにアラフォー。生まれながらマッチョな体格してたんだけど、食べても食べなくても、運動してもしなくても、順調に太るようになってしまった。
正直、今の自分はすごく嫌いだ。だからせめてあと10kgくらいは体重を落としたい、と思ってる。ずっと思ってる。そして思うだけでサボってる。
そもそもなんで太るのか?
太る理由は沢山ある。
- 食べ過ぎ
- 運動しない
- 加齢
- その他
食べ過ぎなのは誰もがそうだろうけど、基本的に若い時と食べる量、食べ方が変わらなければ、確実に太るとは思う。何しろ食べたものを消費するための筋力などは、加齢とともに確実に落ちてくるわけで、脂質として体内に溜め込んでしまう。
若いときみたいに運動すれば問題ない。しかし人間だって経年劣化する。高校生くらいの大暴れすること自体が楽しい時期を筆頭に、25~6ないしは27~8歳くらいになると更に体内の眠れる暴君が呼び起こされ、体力知力も絶頂になる。
その後は30歳を超えた当たりから徐々に体力が低下する。もちろん低下するので運動しなくなる。運動しなくなるくせに食べる量が変わらないというよりむしろ、美味しいお店を沢山知ることになったり、付き合いで飲みに行ったりという、摂取がべらぼうに増えるくせに消費がべらぼうに減る という 完璧な悪循環 にハマっていく。
悪のスパイラルだ。
悪循環の解説
基礎代謝量というのは、1日何も動かず何も食べずにいるとどれくらい消費するのか、という数値だ。Kcal(キロカロリー)という単位で表す。
計算方法はハリス・ベネディクト方程式というのがあり、それで計算する。
性別 | 方程式 |
---|---|
女性 | 665 + 9.6 x 体重 + 1.7 x 身長 – 7.0 x 年齢 |
男性 | 66 + 13.7 x 体重 + 5.0 x 身長 – 6.8 x 年齢 |
現在42歳、体重49kg、身長162cmの女性なら、1116.8Kcalになる。
現在44歳、体重85kg、身長168cmの男性なら、1821.7Kcalになる。
で、キロカロリーって実際に何キロになるわけ?という疑問も生まれる。
すでに答えが出ている。
1kg = 7,000Kcal
だ。つまり、体重を1kg減らすためには、7,000Kcal消費しなければならない。
もし1日の基礎代謝量が1000Kcalの人がいたとしたら、何も飲み食いしなければ7日間で1kgだけ体重が落ちることになる。
もちろん基礎代謝量が2,000Kcalの人だったら、3.5日で1kg体重を落とすことが出来る。
しかし食べないのは、若いうちはある程度は可能だろうけど、そんなことを繰り返していたら年を取ってから取り返しのつかない病気になったりするので注意が必要だ。
で、1日でこの基礎代謝量を超えた量摂取すれば、当然代謝できずに余った分、脂肪として体内に残るわけで、どんどん太っていくという事になる。
年取った自覚がないのも理由
年をとると筋肉が衰える。筋肉が衰えると基礎代謝量が減る。つまり、食べる量が変わらなければ、年取るたびにどんどん体内に脂肪が溜まり、不健康になる。
加齢とともに筋力が落ちるから太るという理由を知らない場合、食べる量を制限しようとする。しかし食べなければ体は 脂肪ではなく筋肉を消費 してしまう。これはあまり知られていない話。
基礎代謝量が減るのが太る原因なのに、基礎代謝量を増やすための筋肉を体が減らしてしまうわけだ。つまり、指数的とまではいかないけどかなりの加速的に太る体質に変化を遂げてしまう。
つまり、 食べない=悪のスパイラル であると言っても過言ではない。
実際、40歳過ぎても気持ちは30代前半だったりする。20代後半で食べていたような量は流石に食えないが、そういうお店にはいることには未だに全く抵抗がない。
若いときに食べられなかったモノ、美味しく感じなかったモノも食べたりするようになる。正直いって若いときに食べていたものから脱却しない限り、若い時の食べ物+年取ってからの食べ物で、ダブルパンチで摂取量が増えてしまう。
若者が食べるものは塩辛かったりする。それは若者は運動量が多く、汗をかくし、その分塩分が必要だからだ。それを運動しなくなったおっさんおばさんが摂取しても、肝機能障害になるだけで、バカ高いフコイダンを毎朝飲むことになる。1年経てば直るだろうけど、結構な出費になる。やめたほうが良い。
つまり、年取ったら年取った分だけ、相応の量と質を求めないとダメだということ。
30歳過ぎて毎日ラーメン二郎とか食べるのはバカだ。ライザップでも説教されるだろう。
今まで試したダイエット
ダイエットは最初に成功すると、あとでいつでも痩せられると勘違いしてしまう。
20代のダイエット
当時は体重が85kgあったが、若かったせいもあり、主に上半身が膨れていた。
そのときにやったダイエット法。
- 油ものを控える
- 5F以内ならエスカレータ使わないで階段つかう
- 帰宅後玄関でツイスト運動100回
- 暇な時は腹筋など簡単なエクササイズ
- お腹すいたら歯磨きしてごまかす
- 甘いジュースを飲まない
これで1ヶ月で10kg落とした。
体が軽くなり、友達からも褒められた。
そこから更に5kg落ちた。何故か自然に落ちた。
その後は知人から合コンにも呼ばれるようになり、洒落たヘアスタイルなんかをたしなみ、ジーンズにブーツでジャケットなんか羽織るようになったりしてた。
30代のダイエット
とにかく失敗だらけだった。
- 食事制限(とにかく減らす)
3ヶ月やっても減ったのは2~3kg。はっきりいって食事を減らすのは全く意味がないことだと思ってる。そしては一番やってはいけないんだと思ってる。
40代のダイエット
結論を言うと失敗。
それなりにお金をかけた分だけ更に損をしてる。
- DNA鑑定でタイプを判明
- その後処方箋のようなサプリが送られてきたので毎日摂取
- ジム通い
- 低糖質ダイエット
- エクササイズ機器の購入
- ダイエットサプリの使用
- その他
はっきり言おう。
これらはすべて、
痩せるかもしれないという期待感を得るだけ
だ。つまり、宝くじと一緒だった。
宝くじは発表まで楽しみだ。もしBIGで6億円なんか当たった日には、住宅ローンも一気に払い終えることが出来るし、その後残ったお金で海外旅行なんか10回くらい行けちゃったりするし、更にもう一軒家を経てちゃったりできたりする。これはすごい。さらにいうと非課税だ。最高だね。
でも、当たらなければすべて夢。煙といっしょ。もっと悪く言えばただの藻屑。更に言葉を選ばずにいうなら、ハナクソより価値が無い。
結論
食べる、動く。
もう一度言う。
- ちゃんと食べる
- ちゃんと動く
ちゃんとしろってことだ。ちゃんとしてないから太るんだ。
つまりちゃんとしてない俺はクソでバカってことだ。
食べることに関して
若い時に運動してなかったとしたら、おそらく学校帰りに飼い食いしながら変えることもなかっただろう。買い食いしても腹がへるんだ。成長してるから。
年をとると成長しない。してもそれはただの経験として記録されるだけ。
適切な量と、適切なモノを食べるように、徐々に代えていこうと思う。
- ラーメン・中華
- 月に2回くらいでいいでしょう
- おやつ
- スナック菓子などはもう卒業
- 甘いものは本当にほしいときだけ
こんなもんかな。
あとは食べる時間。
- 寝起きに食べる(9:00~10:00)
- 軽く乳製品など
- 昼過ぎに食べる(14:00~15:00)
- 比較的ガッツリ系OK
- 寝る前に食べる(19:00~20:00)
- そばなど軽いもの
基本はこれで行こうと思う。もちろん例外も認める。食べ物に関して強く制限をしたくないから。
動くことに関して
大きく2つに分かれる。
- 健康維持
- ダイエット
まずは食べた分だけ運動したいような気になっている。これは自分で自分を納得させたいという現れなんだと思ってる。そういう意味では効果が薄くても、精神衛生上メリットが大きいので、プロがなんと言おうがやることにする。
すでにやってるものもあるのでその場合は過去形で記述してる。
- ウォーキング
- 近所の川辺を往復してる(だいたい5km)
- Bluetoothヘッドフォンで音楽聞きながら
- 足が痛くなったら無理せず途中で帰ってる
- 事前にヘルシア飲んでる
- 水泳
- 実はこれは趣味
- 雨の日、冬場は行かない
- だいたい2kmくらい泳いでる
- 夏場は1ヶ月に2回は行ってる
- ボウリング
- これも趣味
- スコア平均130~150くらい
- 月に2回は通うようにしたい
- グローブとかも買って追い詰めたい
- カラオケ
- 実はカラオケは痩せる
- 最近行ってないのでこれも月1回は行きたい
- プランク
- 動画やテレビでやってるほどきつく感じない
- 初回は2分やったけど多分5分とか平気
- 効果を感じないのでやめてしまった
- でも暇な時にやるエクササイズのメニューに咥えておこう
- 動画やテレビでやってるほどきつく感じない
- ドローイン
- いつでもどこでも出来るメタボ腹専用メソッド
- 最近ドローインの本買ったので試してみたい
その他
実は「俺は痩せる!」と思い込むだけで、脳内から分泌される成分が体内の脂肪消費メソッドを起動してくれる。もちろんものすごく微々たるもんだけど、やらないよりやったほうがマシ。
そういう意味では自分でダイエットの効果を啓発するのも全然あり。やらないでぷちぷち文句いうより、やってみて結果を出したほうが良い。
おわり
というわけで、近々実測値を載せながら記事にしていこうと思う。