再検証の結果、この記事の通りにやっても正しく導入できない場合があることがわかりました。2019年版の記事を参照してください。
さて、ずいぶん間が開いてしまったようですが、おっちゃんにとって時の刻みなんかどうでも良い話です。
というわけで、ようやくSkyrimの32bit版、別名Skyrim LEの実績をコンプリートしました。これでコンプリートはDead Or Alive 5 LRについで4つ目です(残りの2つはなんのゲームだったのか覚えてないのですが、調べようにもSteamのUIがクソすぎてわかりませんでした。ガイジンの作るUIって本当に使い方とか調べ方がよくわかりませんことよ)。
ちなみにSkyrim LE版をOldrimと言うのはなんだか好きじゃないです。
で、次はSkyrim SEをやろうかと思います。
何しろTwitchでSkyrim LEのプレイを配信しまくっていたおっちゃんですが、たいてい1~2時間に1回はCTDするとか、起動しないとか、ほんと数百人の視聴者の皆さんよくぞいままでついてきてくれたという感じなのです。とにかくCTDします。
もちろんCTDするのはModが原因なのでしょうけど、32bitという部分も少なからずCTDに大きな貢献をしていたんじゃないでしょうか。そういう意味でSkyrim SEは64bit対応版ですから、そこら辺は少し期待をしています。
早速インストールした内容を備忘録的にまとめてみました。前回のように、カテゴリ別にまとめてインストール方法を書いたマニュアルではなく、備忘録的に時系列で書いてます。つまり書いてある順番で入れればおっちゃんと同じ環境でSkyrim SEでウハウハ出来るということです。
紳士の諸君にはとても残念なお知らせですが、Twitch配信向けのインストレーションなので、SexLab系は今回は入れていません。要望あればやりますが、更に残念なことに、あなたがおっちゃんにコンタクトをとって紳士の要望を伝える手段が無いのです。おっちゃんのやる気・根気・元気を待つしかありません。
というわけで、インストレーションですが、大きく3つに分かれます。
- Skyrim SEのインストールと日本語化
- Skyrim SE買ったばかりの人、すべてをやり直したい人はここから
- 最初にやっておくと良いこと
- 管理ツールなどを最初にインストールします
- 必須Modを入れよう
- おっちゃんが個人的に必須扱いしてるModを導入します
個人の趣味嗜好なんかをモロに反映したい場合もあるかと思うので、色々出来るように最初に必要そうなものは入れてしまえ、的な感じです。ですのでこの3工程がおわったら、お好きなModをじゃんじゃん入れて行けば良いかなと思います。美化Modで美女まつりにしたり、テクスチャをハイクラスなものに変えてみたり、町を追加したり、楽しさ無限大です。
慣れてきたら必須Mod部分も色々変更してみて、自分なりのSkyrim SEを構築できればいいんじゃないですかね。
最終的なおっちゃんのModリストはこんな形です。
CBBEがはいっていますが、この記事を書くために入れただけです(後日外してクリーニング予定です)。あとOverwriteがいくつかありますが、別に問題ないと思っています。わざわざきれいにするためにModを融合してパッチつくるとか面倒臭すぎるし、失敗して起動しなくなったりするのがとても嫌だし、そこまで神経質じゃないので。
Skyrim SEのインストールと日本語化
日本語版のリソースを英語版に上書きし、「Skyrim SE本体は英語版」+「ゲーム中の表示は日本語」になるようにします。つまり日本語版と英語版の2つをインストールします(日本語版の方は作業が終わったら消してしまって構いません)。
音声は英語のままです。英語圏のゲームですので、例え英語の聞き取りが出来なく、よくわからないとしても、おっちゃんはニュアンスが大事と思うタイプなので、日本語にはしません。
それにSkyrimの日本語版、個人的にうなされるほどクオリティが低いとしか思えないので、聞きたくもないというのが正直なところなんですけどね。下手くそにもホドがあると思うんです。
手順としては以下になります。
- Skyrim SE 日本語版インストール
- フォルダ名をSkyrim Special Edition JPにリネーム
- Steam上でアンインストールボタンをクリック
- Skyrim SE 英語版インストール
フォルダをリネームしてもSteam上ではインストール済みになってしまうので、いったんSteamに「もうその名前のフォルダは無いよ」ということを知らせるため、アンインストールボタンを押します。
これでインストールフォルダに以下の2つのフォルダが出来た状態になります。
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\
Skyrim Special Edition
← こっちでプレイするSkyrim Special Edition JP
日本語リソースの抽出と適用
さて、英語音声+日本語字幕で日本語化します。
Skyrim SE向けに日本語リソース抽出キットが配布されているので、躊躇すること無く使わせてもらいましょう。感謝は心の中でしておけばいいので、いちいちコメントしたり声に出す必要はありません。
このファイルをダウンロードしてから解凍すると、SkyrimSELocalizer
というフォルダが作られます。デスクトップに置いておきましょう。
次はSkyrim SE日本語版のフォルダから以下の2つを、上記SkyrimSELocalizer
にコピーします。
Skyrim Special Edition JP\data\Skyrim - Patch.bsa
Skyrim Special Edition JP\data\Skyrim - Voices_ja0.bsa
コピーし終わったらSkyrimSELocalizer
にあるSkyrimSELocalizer.bat
をダブルクリックして実行します。実行すると画面にコマンドプロンプトが表示され、処理が始まります。
Skyrim SEの英語版日本語化はLE版とちがって結構な面倒臭い手順を踏む必要があるので、こういった一括処理してくれるバッチがあると、本当に助かりますね。
そしてこの処理は一瞬で終わるのでなにかキーを押して終了します。
これで、上書きするための材料が揃いました。SkyrimSELocalizer
にあるdata
フォルダをSkyrim SE英語版の同じファイルに上書きします。これで、英語音声のまま日本語表示が完了です。
一度起動して音声が英語、字幕が日本語になっているか確認してみましょう。
最初にやっておくと良いこと
日本語化しましたが、Skyrim SE本体が英語版のままなので、数多く存在する色々なModがそのまま使える状態です。(逆を言うと、日本語版そのままだとModが動かなかったりします)。そしてこのタイミングで、多くのModで要求されているSKSEというライブラリを導入しておきましょう。
Current SE build
と書かれている行の7z archives
をダウンロードし、解凍します。
解凍して出来たファイルのうち、以下のファイルをSkyrim SE英語版のフォルダに移動します。
- Dataフォルダ
- skse64_loader.exe
- skse64_1_5_39.dll
- skse64_steam_loader.dll
その後Data
フォルダ内にSKSE
フォルダを作成し、中にskse.ini
というテキストファイルを作成します。中身は以下を貼り付けて下さい。
1 2 3 |
[Display] iTintTextureResolution=2048 |
貼り付けたら保存します。
これ移行、Skyrim SEはskse64_loader.exe
で起動することになりますので注意して下さい。
それからゲーム起動後、システムメニューでskseのバージョンが確認出来ますので、ちゃんと表示されているかどうかを確認しておいて下さい。
管理ツールの導入
Mod Organizer2
Modを直接Dataフォルダに入れてインストールする上書き形式でも良いんですけど、もしなれていない人だったり、色々なModを出し入れして試したい、なんて人は、Skyrim SE起動ごとにメモリ上でModをインストールしてくれるツールを使うと良いです。Skyrim SEの本体を加工しないので、いつでも綺麗な状態を保てます。InstallerではなくArchiveの方をマニュアルで落として下さい。
実はこのMod Organizer(以下MO)ですが、以前まではバグだらけで使い物にならない感じだったんですけど、バージョン2.1.2からかなり大幅な見直しがされまして、ようやく便利ツールとして復活を遂げました。Skyrim LEのときはずっとMO使ってたので、これは嬉しいです。
解凍後、BSA Browserと同じ場所にフォルダごとおいてお来ましょう。その際フォルダ名はMod Organizer
にしておく必要があります。何故かと言うと、起動するとMod Organizer
というフォルダが生成されますので、同じ名前にしておかないと、MO関連のフォルダが2個出来てしまうからです。気にならない人は別にフォルダ名は何でもいいと思いますけど。
起動する前に、必ずModOrganizer.exe
を右クリックで「プロパティ」を開き、「互換性タブ」にある「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れます。
これをやらないと何がまずいのかと言うと、MO経由で起動する各種ツールが管理者権限で起動出来ません。管理者権限で起動させる必要があるツールもあるので、MO自体を管理者権限で起動するという意味です。
MOを起動したら、skse64_loader.exeを実行ファイルとして登録しておきましょう。
登録の仕方は簡単で、歯車が2個並んでるツールボタンをクリックし、実行ファイルのボタンからskse64_loader.exe
を指定します。タイトルには好きな名前をつけられます。
どうもこのバージョンのMOはskse64がはいっていると自動的に「skse」という名前で実行ファイルを登録してくれるようです。もし登録されていたらそれは「skse64_loader.exe」のことなので、別途登録しないでもOKです。
他にも自動的に、以前インストールしたツール(LOOTなど)が登録されていました。ココらへんの挙動はまだ良くわかりませんが、細かいことは気にしないでいきます。便利だな、でいいと思います。
先にも書きましたが、今後Skyrim SEの起動はこのskse64_loaderから行うことになります。
フォルダ構成
ご存知のかたも多いとは思いますが、皆目検討つかない人のためにちょっとだけ説明しておきます。
基本的にソフトウェアというのは起動すると実行ファイルの内容がメモリ上に複製され、そこで動作します。Google ChromeだろうがMicrosoft Excelだろうが、基本全部同じです(なぜいちいちメモリ上に複製してから動かすのかと言うと理由は簡単で、HDDやSSDからいちいち起動すると、おそすぎて話にならないからです。メモリはHDDの100~1000倍ほど速く動きますので)。
NMMなどではSkyrim SEのフォルダに直接上書きするので、Modが導入された状態でメモリに複製されますが、MOはSkyrim SEの起動後、メモリ上に複製されたSkyrim SE領域に対してModの適用を行います。なので、Skyrim SEのフォルダを汚さないわけです。
というわけで、Skyrim SEがインストールされた場所ではない場所にModを溜めておく必要があります。もちろんModだけではなく、Dataフォルダ以外にあるファイルなどもメモリ上で上書き出来るように、予めフォルダが用意されています。MOがインストールされたフォルダを開くと、フォルダ名で判別出来ると思います。
- downloads
- Nexusの
Download with manager
でダウンロードすると圧縮ファイルがここに保存される
- Nexusの
- mods
- インストールされた状態のModはこのフォルダ内に保存される
- インストール後にmeta.iniファイルが生成される
- MO専用ファイルでModの情報が書かれている
- Skyrim SE側からしたら自分自身のDataフォルダと同じ扱い
- overwrite
- Skyrim SEの実行ファイルと同じ場所という扱い
- バッチファイルなどはここに置く
- Skyrim SE側からしたら自分自身のインストールフォルダと同じ扱い
- profiles
- MOは複数のプロファイルで稼働させられるがそのprofileがフォルダ分けされてここに入る
ざっくりとした説明なので、少しだけ補足します。
MOのインストール先
Nexusなどからダウンロードされた圧縮ファイルと、それが解凍されてインストールされたあとのフォルダなどがMO内のフォルダに置かれます。つまり結構な容量を使用してしまいます。それにMO起動時に一度、Skyrim SE起動時に一度の2回だけストレージから読み込まれるだけなので、それほどストレージ自体のスピードが要求されるわけでもありません。つまり、SSDドライブ上でMOをインストールするのはできればやめましょう。
おっちゃんはSkyrim SEは高速で動かしたいのでSSDであるCドライブにインストールしていますが、起動時以外はスピードが求められるわけでもないMOは、HDDであるDドライブが2TBあるため、Dドライブ側にインストールしています。
Profileに関して
インストールされたModはMO全体で共有されるので、profileはModのON/OFF、skyrim.iniやSkyrimPrefs.iniなどを個別に分けるという仕組みにとどまっています。
なので、「キャラAではこのModの組み合わせ」「キャラBではこのModの組み合わせ」などにしたい場合、キャラA、キャラB両方で使用したいModのすべてをインストールし、あとはProfile別に各ModのチェックボックスのON/OFFで対応しましょう。Mod自体が1つなので、設定は共通になります。
xTranslator
ほとんどのModは英語で表示されます。Modの言語部分を抜き出し、別の言語に翻訳し、それをModに上書きするという方法で日本語化出来ます。そのためのツールです。
ダウンロードしたらツール用フォルダに入れておきましょう。
- 起動後
SkyrimSE
を選択する Set Options and Language
画面が表示されるOptions
タブ選択Interface
からjapanese
を選択- OKする
オプション
メニューから言語と辞書
をクリック翻訳先言語
をjapanese
に変更- 中央のリストが緑色になってるのを確認後、
辞書を構築
クリック
上記の通りに初期設定を完了させておけば、後は「Mod読み込み」→「翻訳ファイル読み込み」→「上書きで日本語化」が出来る状態になります。
日本語ファイルがある場合
- 「ファイル」→「esp/esmファイルを開く」で日本語化したいModを読み込む
- 「ファイル」→「翻訳ファイルのインポート」で日本語化ファイル(xml)を読み込む
- 「ファイル」→「esp/esmファイルの上書き出力」でModを上書きする
一度日本語されたModを開くと文字化けしてしまうことがある場合、読み込んだ後画面右上のエンコード部分をutf8
にしてください。
自分で翻訳
- 日本語化したいバージン状態のModを読み込む
- 過去に翻訳された部分は翻訳済みと認識されませんので注意
- 翻訳したい行をダブルクリックして翻訳
- 「ファイル」「翻訳ファイルのエクスポート」「xml」で出力
翻訳ファイルエクスポートは、原文と翻訳が違う部分しか出力されないので、一度でも翻訳が適用されたModを開いて編集すると、原文と翻訳が同じになってしまうため、その部分は出力されません。必ず 全く翻訳されてないバージン状態のesp を使って下さい。
個人的には、Mod毎に一度でも翻訳された文をテキストなどで原文を保ったまま保存しておき、そこに書かれているフィールドは問答無用でエクスポートする様な仕組みになっていれば、こういった面倒な手順はいらないと思うのですが、おっちゃんにはこんなすごいアプリを作る才能が無いので、引き続き心の中にしまっておきます。
必須Modを入れよう
それでは各種Modを入れる前に、前提となるModを紹介します。ここでは必須として紹介しますので、もしこれ以外の組み合わせを試す場合、当然ですが自己責任でお願いします。
そもそもMod自体が自己責任です。
必須といっても別にSkyrim SE側が必須あつかいしているというわけではなく、おっちゃん的に「もしModを全部入れ直すとしても次も入れておくMod」という意味で必須扱いにしているだけです。
ここから先の内容は、ほとんどがそのままやれば動くと思いますが、一部記事通りにやっても正しく導入できない箇所があります。その際は恐れ入りますが、2019年版の記事を参照してください。
Achievements Mods Enabler
Skyrim SEでは有志のModを導入するとシステムが検知し、実績が一切反映されないという仕様になってしまったようです。おそらくベセスダ社が独自にオフィシャルでMod環境を作ったため、そっちを使ってほしいのでしょう。
このModはその有志Mod検出機能を無効にし、Steamでの実績がちゃんと反映されるようになります。
skse64を入れてあるので、AchievementsModsEnabler_SKSE64
の方を導入すます。しかしMOではうまく入らない仕組みなので、手動で導入になります。導入は簡単で、解凍したPlugin
フォルダをData\SKSE\Plugin
になるように設置すればOKです。
ちなみにおっちゃんの場合、これでも「Modはいってるから実績無効ね!」ダイアログが表示されてしまいました。仕方がないので「DINPUT8.ddl」を使う方法でインストールしたところ、無事に実績の解除が可能になりました。
- DINPUT8.dllをダウンロード後、Skyrim SEのインストールフォルダに設置
- 本Modを
Data\Plugin
になるように設置(Data\SKSE\
に入れていたPlugin
フォルダを1つ上に移動した)
USSEP
非公式ですが、膨大な量の不具合、違和感を修正してくれます。Skyrim LE版のUSLEEPとはちょっと内容的に路線が違う感じがします。というのも、違和感部分は個人差がありますので、そこまでしてほしくないというプレイヤも多数いるみたいなんですよね。
というわけで現状、このModは思いの外賛否両論な状態でした。おっちゃんはそういうのは特に気にしないんで、素直に入れてます。脳内変換でどうにかなりそうな雰囲気変更対応より、不具合で動かなくなったりするほうが嫌なので。
導入するとModによる上書きで結構な部分が英語に戻りますので、このMod向けの日本語ファイルを別途落とし、xTranslatorで日本語に翻訳すると良いです。
簡単に調べたところ、このMod用の日本語ファイルというより、非公式ながら日本語音声もちゃんとしようぜ系のプロジェクト の方で使われている日本語訳ファイルを使うのがベストなようです。日本語ファイルはUSSEP単独ではなくこちらに統合されたようですね。
日本語音声ファイルがメインのModなので、かなりファイルサイズが大きいです。頑張って落として解凍後、xmlファイルをxTranslatorで読み込んで日本語化しましょう。当然ですが、Modと同じバージョンのxmlファイルを使って下さい。バージョンが違うと翻訳されない箇所が出てきてしまいますので。
SkyUI
インベントリなどのインタフェースがエクスプローラ風になってアクセスしやすくなります。
どうしてVanillaのUIはあんなに使いづらいのでしょうか。よくわかりませんが、少なからずゆとり脳のデザイナがベセスダにいることは間違いなさそうです。キーボードでプレイするのが大嫌いなXBox大好きっ子なのかも知れません。
Fores New Idles in Skyrim SE – FNIS SE
NPCやプレイヤをプリセットからアニメーションさせる事ができるModです。政治的な背景(Havokのライセンスなど)も含め、このModの存在は素晴らしいと思います。
導入するなら以下は3つとも導入して下さい。順番も以下の通りが良いです。
- Behavoir
- Creature Pack
- Spells
導入後、MOの「データ」タブから「tools」→「GenerateFNIS_for_Users」→「GenerateFNISforUsers.exe」を右クリックして、「実行ファイルとして登録」しておいて下さい。赤いアイコンが登録されます。
こちらSKSEと同じく、実行ファイルのプルダウンからFNISのジェネレータが選択可能になります。ジェネレータって何をするものなの?という質問もあると思うので簡単に説明しますと、アニメーション系のModを入れるたびにこのジェネレータを起動し、モーションファイルを適用するという流れになります。これをやらないとゲーム中、大の字になったキャラが全くモーションせずにそのままのポーズで移動するはめになります。最悪CTDします。なんだかよくわからないけどキャラクタが大の字になったら、問答無用でGenerateFNISforUsersを実行してみて下さい。
GenerateFNISforUsersの使い方
FNIS導入直後もしくは新たにアニメーション系Modを導入した場合、GenerateFNISforUsersを起動します。
Modによっては、画面下にあるチェック項目のうち、いくつかを予めチェックしておく必要があります。何をチェックしておく必要があるのかかは導入したModによって違いますので、Modの説明文を読んで下さい。
準備が出来たらUpdate FNIS Behavior
ボタンをクリックします。クリックすると今導入されているアニメーション関連が順次Skyrim SEに適用されます。毎回すべてのアニメーションを精査しますので、Modが増えれば増えるだけ時間がかかります。
しばらくすると処理が終わり、Consistence Check
ボタンが押せるようになるのでクリックします。「 0 possible consistence issues」と表示されれば問題なしで完了です。いくつか問題の件数が表示されても、ゲームは正しく動かせる可能性もあるので、余り気にしないで良いですが、致命的な現象が起きた場合はMod名とFNISで検索し、原因を調べて対処して下さい。
Exit
ボタンで終了します。
Enhanced Character Edit SE
導入するとキャラクター作成時のスライダが大幅に増えます(コンソールを開いてshowRaceMenu
と入力してEnterすると、いつでもキャラクタ作成画面になります)。
後述するRaceMenuとどちらか一つをインストールして下さい
作ったキャラはいくつか用意されたスロットに保存出来ます。それから顔のメッシュも直接編集出来るようになるので、どうしても調整できなかった部分などはメッシュの頂点を直接編集して調整してしまいましょう。出っ張った部分などを凹ませてスムースな形状にすることが出来ます。
顔がスッキリするメッシュと、YgNordという見た目が若いノルド種族が付属していますので、導入するだけでしわくちゃガサガサ乾燥肌のNPCがすべすべコラーゲンNPCになってくれます。
RaceMenuと違い、どうもアジア人風の造形向けみたいです。目の位置など自動dえ修正が入り、童顔になってしまいます。ミルフ好きな紳士は後述するRaceMenuを使うと良いでしょう。
- Select Language
- 日本語
- パッケージの選択
- フルパッケージ
- More Body Slider
- なし
- スケルトンのインストール
- インストールしない(別途インストールするので)
- その他のオプション
- 01 ほほ修正 あり
- 02 ヴァンパイアの頬修正 あり
- 03 スライダー設定 標準
- 04 頂点編集時のUVマップ解像度 通常
- 日本語名スライダー
- なし(別のものを入れるので)
具体的な使用方法は作者であるtktk氏のブログで確認出来ます。日本人の方なのでブログも日本語です。
質問などする前にまずは読んでおくと、Modデータベースサイトなどでコメントにダメ出しDisりを生きがいとしている諸兄共(人間のクズ)から余計な事言われなくて済みます。
RaceMenu
導入するとキャラクター作成時のスライダが大幅に増えます(コンソールを開いて
showRaceMenu
と入力してEnterすると、いつでもキャラクタ作成画面になります)。
前述したECEとどちらか一つをインストールして下さい
現在SE版のModが作者本人から出ていますのでこちらをお使いください。
– RaceMenu SE版
以下はLE版をSE版向けに変更する説明文となります。
こちらはSkyrim LE版しかModがないのですが、実はBSAファイルさえなければそのまま普通にSkyrim SEで動かせます。
ただし当然動作保証はされていませんので、ちゃんと動かなくても文句が言えないというのが辛いところ。
- Modをマニュアルでダウンロードする
- ダウンロードしたModをデスクトップへ解凍する
- 解凍後、中にはいっている
RaceMenu.bsa
だけフォルダの外(デスクトップ)に出す - デスクトップに置いた
RaceMenu.bsa
をBSABrowserで開く - 右側ペインですべてのファイルを選択し、
Extract
ボタンをクリック- Modを解凍して出来たフォルダを指定して展開する
- Modを解凍して出来たフォルダの名前を
Data
にリネームする - リネームした
Data
フォルダをzipや7zなどで圧縮し、ファイル名をRaceMenu Loosed.7z
などにする
最終的にフォルダの中身がこうなっていれば圧縮して大丈夫です。
- Data
- interfaceフォルダ
- meshesフォルダ
- scriptsフォルダ
- SKSEフォルダ
- texturesフォルダ
- RaceMenu.esp
- RaceMenuPlugin.esp
これでSkyrim SEでも読み込める形式になりました。SKyrim SEとSkyrim LEではBSAファイルの形式が違っているので、LE版をSEで読み込むとCTDしてしまうんですよね。でも中身はそのまま使えることが多いので、BSAを展開した状態(ルーズファイル化)してしまえという流れです。
Pretty Combat Animations SSE
各種ポーズをフェミニンなモーションに変更します。
今回は、矢を背中ではなく腰に装備するようにVanillaから変更してみました。こういった変更はあとで思い出すことになるので覚えておいて下さい(XPMSSE側のインストール設定である程度合わせておく必要があるので、どの武器がどこに装備されるのかという部分は覚えておかないと、モーションと武器の位置がちぐはぐになったりします)。
今回はバニラと違って、矢を腰に装備するような設定でインストールしてみました。
- Sneak
- Style 01
- Sneak Turn
- チェック
- Karate
- Style 02
- Crossbow
- チェック
- Bow
- Ranger Belt-Fastened Quiver チェック
- 矢が腰に水平に装備される
- Bow Ideleheld Extra
- 男性キャラでプレイするならチェック
- Sneak Bow
- Origin Sneak Bow Belf Fastened Quiver チェック
- スニーク時も矢を腰に装備
- 2h Weapon
- GreatSword
- Warrior
- BattleAxe Warhammer
- Warrior
- 2h Weapon Extra
- 2hm Block チェック
- 2hm Sprint チェック
- GreatSword
- 1hm/dw
- Warload
- 腰にある剣を背中から抜くモーションになってしまう
- XPMSSE側で整合性とれるのでいったんこれでOK
GenerateFNISforUserを起動し、以下の2つにチェックを入れて実行します。
- “GENDER Specific Animations”
- “SKELETON Arm Fix”
Joy of Perspective
一人称視点で自分の体が見えるようになります。
おっちゃんは別に一人称時に自分の体が見えなくても気にならないと言うか、VRAM的に表示しないほうが処理が軽いと思うのですが、それとは別に利点を発見しました。
例えば二刀流時、抜刀した状態で一人称表示にすると、「おいおいおまえはそんなに剣を垂直に、しかも両手を寄せて上の方で構えているのかい?」的な感じになってしまいます。個人的には違和感バリバリです。
しかしこのModを入れるとなんと、三人称のポーズのまま一人称表示させることが出来るので、一人称時の違和感を払拭することが出来たのです。これは素敵です。
- Movement Animations
- Movement Anims
- Female ← 男性キャラを使うなら当然Maleを選んで下さい
- Movement Anims
- Combat Stance Animations
- Combat Stance Anims
- 3rd Person
- Attack Anims
- 3rd Person
- Block Anims
- 3rd Person
- Bow Anims
- 3rd Person
- Crossbow Anims
- 3rd Person
- Magic Anims
- 3rd Person
- Staff Anims
- 3rd Person
- Sneak Roll Anim
- 3rd Person
- Combat Stance Anims
- Optional Movement Behavior Files
- Install Movement Behaviors?
- Yes
- Install Movement Behaviors?
おっちゃんと同じ様に上記のとおりにインストールすると、一人称時でも常に三人称時のポーズになるので、武器がほとんど見えなくなります。そのため今なんの武器を装備しているのかは脳みそで覚えて下さい。装備状態を画面に表示するHUD系Mod(Equipment HUD SEなど)を入れることをおすすめします。
Realistic Ragdolls and Force SE
魔法などので付近を爆発させると紙パックの様に軽く吹っ飛ぶNPCたちの重さを適切な状態に修正します。
後述するXPMSSEより前に入れておくと良いと思います。
Medium Force、Reduced Force、Realistic Forceの順で重くなるとのこと。
- Custom
- Force
- Reduced
- Ragdolls
- All
- Force
XP32 Maximum Skeleton Special Extended – XPMSSE
スケルトンの拡張です。スケルトンというのはボーンの集まりです。ボーンというと骨というイメージですが、「動くものの始点と終点を直線でつないだオブジェクト」という方が正確です。つまり現実の人間の女性のおっぱいには骨はないですが、3Dの世界では、動くものは必ず始点と終点があります。
おっぱいでいうと、肋骨の位置が始点で固定され、乳首が終点となり、乳首の座標を それらしく 移動させることで揺れを再現しています。そのための軸になる(肋骨から乳首までのライン)をボーンといいます。アイスの棒がボーンで、アイス自体がメッシュ、と覚えると良いかも知れません。
「それらしく」と書いたのは、この部分の処理をHavokなどの物理演算を使って動かすとかなりリアルになるという説明をしておきたかったからです。HavokをSkyrimのスクリプトで比較的楽に操作出来るライブラリが、Skyrim LE版で大活躍していたHDT Physics Extensionでした。
- Skeleton
- Animation Rig Map
- Physics Extensions ← 選択
- Animation Rig Map
- Character Creation
- Character Creation
- Enhanced Character Edit ← 選択
- Weapon Style Randomizer for NPCs
- In Sync ← 選択
- Character Creation
- Animation Variants
- Belt-Fastened Quivers
- Pretty Combat Animations – Archer Origin
- Dagger on Back
- Pretty Combat Animations – Warload
- Daggar on Hip
- なし
- Magic
- なし
- Sword on Back
- Pretty Combat Animations – Warload
- Sword on Hip
- なし
- Belt-Fastened Quivers
- First Person Animation
- Axes on Back
- チェック
- Sword
- なし ← 音データがないのでなしにする
- Axes on Back
- Mounted Combat Animation
- Axes on Back
- チェック
- Bow
- チェック
- Sword
- なし ← 音データがないのでなしにする
- Axes on Back
- Compatibility Patches
- The joy of Parspective
- チェック
- Schlongs of Skyrim
- None
- Deadly Mutilation
- None
- Enderal
- None
- The joy of Parspective
UNP Female Body Renewal – A female face and body replacer
CBBEと二分する人気のある体型Mod。CBBEとUNPどちらが良いのかという質問をされますが、体型は好きな方を選んで下さい。あと、CBBEかUNPかを決めるヒントになる要素としては、対応する装備です。着せたい装備がCBBEしか無いのであればCBBEを選択すればよいです。
下記CBBEを入れた人や、Bodyslideで独自プリセット体型を作る人は、こちらは入れないでください(どれか一つを選択して入れるタイプのModです)。
おっちゃんはSkyrim LEを始めた当初からずっとUNP体型を使っているのと、NPC全員の胸と尻を揺らせるModがUUNP対応だったので、未だにUNP体型を使っています。
- UNP
- Body TYpe
- Pinup
- Pinup – Static or TBBP?
- TBBP/Bouncing
- Pinup 0 TBBP Body Options
- Nude ← Twitch配信時には下着ありに変更予定
- Texture Quality
- 2k
- Diffuse Map Options 2k
- No Scar and No Public hair
- Scar: 傷
- Public hair: 陰毛
- No Scar and No Public hair
- Normal Map Options
- Smooth
- Specular Mapo options
- Default
- 塗れた感じが良ければWetを選択
- SubSerface Map Options
- Dark Red
- Optional Addons
- SG Female Eyebrows チェック
- Body TYpe
UNPの派生は多く、よくわからないという人のために、本当に簡単に体型と揺れ対応の2種類を書いておきます。Skyrim LEでの話なので、SEで使えるかどうかはまた別の話です。
- UNP系列
- UNP
- なんの略称なのか不明
- UNPB
- UNPより胸が大きい
- 7B
- SeveNBaseの通称
- 巨乳なアスリート的(肩幅広め、大きな胸、太い腿)
- 7BO
- SeveNBase Oppaiの通称。別名
UNPBO
- 巨乳+巨尻
- SeveNBase Oppaiの通称。別名
- UN7B
- UNPと7Bの良いところ取りした体型
- 大きな胸、締まった腹部、揺れる胸と尻
- DreamGirl
- UNPをスレンダー化
- BBP対応
- UUNP
- UNP体型の胸、尻、腹、外陰部(膣)がHDTに対応
- UNP
- 揺れ対応
- BBP
- Breast and Butt Physics
- 乳揺れと尻揺れアニメーション
- TBBP
- Tender Breast and Butt Physics
- 水風船の様な柔らかさで乳揺れと尻揺れアニメーション
- HDT
- アニメーションではなく物理演算で動く
- リアルタイムで計算されるので別オブジェクトの影響で揺れ方が変わる
- HDTライブラリ(CBPかSMP)が必要
- BBP
Caliente’s Beautiful Bodies Enhancer -CBBE-
UNPと二分する人気のある体型Mod。UNPに比べると比較的スタイリッシュな体型です。南米人が好きそうな、BQB(ボン!キュ!ボン!体型)というより、北欧系のスラリとした体型が作りやすいイメージがあります。
上記UNPを入れた人や、Bodyslideで独自プリセット体型を作る人は、こちらは入れないでください(どれか一つを選択して入れるタイプのModです)。
UNP、CBBEのどちらを入れても胸と尻は揺れるようになりますので安心して下さい。入れるのはどちらか片方だけですよ。
- Base Options
- Body Shape
- Curvy
- Underware Options
- Underware
- Outfit Options
- Vanilla Outfits チェック
- face Options
- Fae Pack チェック
- Eyebrow Optinos
- Busheier Brows
- Miscellaneous
- Pubic Hair チェックなし
- Body Shape
- Underware Options
- Mesh
- Revealing
- Color
- Gray
- Mesh
下着対応にしてみたのですが、なぜか全裸になります。本能的にそう望んでいたので結果的にそうなってしなったのかどうかはおっちゃんにはわかりませんが、ここは後日調査します。
BodySlide and Outfit Studio
タイプ別に体型データをスライダーで調整し、好みの体型を作成できるBodysliderと、別体型向けの装備の形状をモーフィングさせながら調整できるOutfit Studioの2つのツールのセットです(神ツールと呼ばれています)。今回のバージョンからBodyslideとOutfit Studio別々に起動出来るようになったようです。
Bodyslideを使うとスライダーをつかって人体の各部位のサイズを調整でき、お好みの体型を作ることが出来ます。
Bodyslideを使ってオリジナルの体型を作りたい人は、上記のUNPとCBBEは両方とも入れ無いでください。上書きされるので入れても意味がないです。
MOでインストール後、Bodyslideのフォルダを開き、以下の4つの実行ファイルの権限を変更します。
Mod Organizer\mods\BodySlide and Outfit Studio - v*.*.*
を開くCalienteTools\BodySlide
を開く- 以下の4つの実行ファイルを右クリック後プロパティの互換性タブから「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れる
BodySlide.exe
BodySlide x64.exe
OutfitStudio.exe
OutfitStudio x64.exe
これをやっておかないと、せっかく時間をかけて自分好みの体型に調整したにもかかわらず、プリセットとして保存出来ません。必ずやっておきましょう。
導入後、MOの「データ」タブから「tools」→「CalienteTools」→「Bodyslider」から「BodySlider x64.exe」と「OutfitStudui x64.exe」をそれぞれ右クリックして、「実行ファイルとして登録」しておいて下さい。
Bodyslideで好みの体型を作る
LE版のときからコンセプトが代わり、作者がいうには「これはフレームワークだ!」ということで、残念ながらプリセットなどは同梱しなくなりました(お前のこだわりなんかどうでもいいんだよ!配布するならもう少し使い手の事考えろボケ!というツッコミはしないでおきましょう)。ですのでプリセットなどは旧版を落としてきてそのまま使います。
旧版 Bodyslide and Outfit Studio
旧版をダウンロードしたら解凍し、以下のフォルダを新版の同じ場所へコピーして下さい。
CalienteTools\Bodyslide\ShapeData
CalienteTools\Bodyslide\SliderCategories
CalienteTools\Bodyslide\SliderGroup
CalienteTools\Bodyslide\SlidePresets
CalienteTools\Bodyslide\SlideSets
コピーしたら早速体型を作ってみましょう。
体型を編集する
Bodyslide x64
を起動Outfit/Body
から好きな体型を選択- UNP体型をインストールしたなら
Unified UNP HDT
を選択- 局部を動かしたい場合は`Unified UNP Special`を選択
- CBBE体型をインストールしたなら
CBBE Body HDT
を選択
- UNP体型をインストールしたなら
Preview
ボタンをクリック- Previewウィンドウが開いてプレビュー出来るようになります
Preset
で好きな調整セットを選択- 筆者はスリムで巨乳タイプの
Physique - Top Heavy
を選択 - ここには個性豊かなパターンがたくさんあるので好みのものを選んで下さい
- もちろん選ばずに直接スライダを使って編集しても構いません
- 自分で作った体型はここで選択することになります
- 筆者はスリムで巨乳タイプの
- Previewウィンドウ内スライダと、本体側のスライダを調整して好きな体型にします
- Low WeightとHigh Weightの両方で調整が完了したら
Build
ボタンでビルドする- 必要な場所に必要なファイルがエクスポートされる
Save
ボタンで調整したプリセットをxmlとして保存- 次回以降は
Physique - Top Heavy
ではなく保存したプリセットを選択すること
- 次回以降は
- ゲームを起動して確認する
Previewウィンドウ上部のスライダはゲーム内のウェイトです。一番左にするとLow Weight側スライダ、一番右にするとHigh Weight側スライダの値が反映されます。つまり1つの体系で軽め、重めの2つを設定する必要があります。山賊などのランダムにスポーンするNPCは、この2つのウェイト値がランダムに設定された状態で出現しますので、LowとHighで体型の幅を広げておくと、個性豊かな体型でNPCが作られます。
Save
ボタンでxmlが保存されない場合、Save As...
ボタンでいったんデスクトップなどに保存し、それを移動させてください。
移動先はMod Organizer\mods\BodySlide and Outfit Studio\CalienteTools\BodySlide\SliderPresets
です。
Buildで生成されるファイルは以下の場所に生成されます。
ゲームをプレイしてみてもとに戻したかったら、直接消しても問題ありません。
Mod Organizer\mods\BodySlide and Outfit Studio\meshes\actors\character\character assets
femalebody_0.nif
← Low Weightの体型(ウェイト0)femalebody_1.nif
← High Weightの体型(ウェイト100)
ALT
+Build
ボタンでも削除出来ます。
PapyrusUtil SE – Modders Scripting Utility Functions
スクリプト拡張ライブラリなどのユーティリティです。
具体的にユーザに対してこういうことが出来る、というものではなく、Mod製作者向けの便利なライブラリです。
これを使って作られたModはこれがないと動かないので、今のうちに入れておきましょう。
LazyHighHeels
ハイヒール装備時の高さをMCMから調整することが可能になります。lazyToolsというツール類の一部です。
Lazy HighHeelsだけならSkyUILib
は不要です(このSkyUILib
はSkyrim LE版です)。
CBP Physics
HDT形式の体型メッシュを部分的に揺らすことが出来るようになります。Skyrim LE版にあったHDT Phisics Extensionとは違い、コリジョンはありませんが、結構良い出来だと思います。
残念ながら現在、Skyrim SE向けのHDT Physics Extensionはありません。SMP(Skinned Meshes Physics)というライブラリがそれっぽいのですが、中華圏サイトで配布されており、ユーザ登録が必要だったりするのですが、登録してもメールが届かなかったりして手に入らない人もいるようです。それなりに敷居が高いです。詳しくはここのNexusフォーラム(英語)を見て下さい。
作者いわく、これはSkyrim SE版がまだ出ていないHDT Physicsの代替というわけではなそうです。
とはいえ多くのModでHDTとして認識されますので、体型などはHDTものを選択するとこのModがちゃんとしっかり連携してくれますので、揺れるようになります。
ですので実際はHDTの代わりとして扱うことが可能です(全部のModで対応しているわけではありません)。しかし作者の意志は尊重すべきですので、HDT対応ModがCBPで動かないからと言ってCBPをDisるのは人間として失格どころか、おっちゃんに殴られて屠られる可能性があります。可能性が必然性にならないように注意しましょう。
HDTと何が違うのかをまとめます。
- コリジョンがない
- 入浴時など、手が胸にあたってもそれで胸が動いたりしない
- 左右バラバラに揺れない
- 左右で同じ動きをします
- テンダネスに動かせない
- スライムみたいなブルンブルンする動きは難しそうです
- 設定ファイルがわかりやすい
- プレイしながら調整出来るのは便利
揺れ方の調整をする場合
- Skyrim SEが起動していない状態で
SKSE\Plugins\CBPConfig.txt
を開く Tuning.rate
を60などに変更し、リアリタイム編集を有効にする- 60で1秒という設定だそうです
- Skyrim SEを起動する
- CBPCoindif.txtの内容を変更し保存する
- 指定した秒数ごとに編集した内容がゲームに反映されるので画面でみて確認する
- 編集が終わったらSkyrim SEを終了し、
Tuning.rate
を0に戻して保存
Twitch配信向けにデフォルトより柔らかめにして大げさにしてあります。そのほうが視聴者が喜ぶので。
それから紳士な方はもうご存知だとは思いますが、
- breast → 胸
- butt → 尻
- belly → 腹
という意味になります。
おっちゃんの設定
- Linear spring stiffness
- 乳房の剛性です。大きくすると暴れますのでデフォルト推奨
Breast.stiffness 0.01
- Quadratic Spring stiffness
- こちらも剛性です。やっぱり暴れるのでデフォルト推奨
Breast.stiffness2 0.00
- Velocity removed/tick 1.0 would be all velocity removed
- 揺れの減衰度です
Breast.damping 0.02
- Maximum number of units positio can diverge from target
- 振り幅最大値でしょうか
Breast.maxoffset 20
- Time Quanta for the physics in ms 4 means that a 16ms frame would be broken down into 4 4ms steps
- 一回の揺れにかかる時間(4の倍数が好ましいっぽい)
- 大きくするとスローモーションになります。0で全く揺れなくなります
Breast.timetick 4
- Scale of the motion in X/Y/Z – Y is front to back, Z up and down and X side to side
- 上下左右前後に対する揺れ幅
- Y:前後、Z:上下、X:左右
Breast.linearX 0.8
Breast.linearY 0.4
Breast.linearZ 0.6
- 上下左右前後に対する揺れ幅
- Scale of the bones rotation around the X axis
- X軸回転度です(ブランコ的な動きをする設定なので少ないほうが良いです)
Breast.rotational 0.05
ButtとBellyはBreastと同じ様な設定なので、紳士の方の欲望が赴くままに設定してみて下さい。
とりあえずこれでOK!となったら必ずTuning.rate
は0
にしてください。0以外だと指定した秒数ごとに設定ファイルを読みに行ってしまうので、負荷がかかった状態でプレイすることになってしまいます。
ApachiiSkyHair SSE
キャラクタ作成時に選択出来るヘアスタイルを大幅に増やします。
ヘルメット装備時に坊主頭になるのを防ぐため、OPTIONAL FILESにあるWIG(つけ毛)のファイルも導入しておくと良いです。ヘルメットと一緒に装備すれば坊主頭には見えません。
ApachiiSkyHeirを使っているフォロワーModがあったりするので、その場合は入れておかないといけません。フォロワーModを入れないのであれば、以下のKS Hairdos SSEとどちらかにしておいたほうがCTDしにくくなります。両方入れると数が多すぎてCTDすることがあります。
おっちゃんはフォロワーModは基本入れない主義ですが、念の為両方入れてあります。
KS Hairdos SSE
こちらも大量にヘアスタイルを追加します。長髪セクシー系が多いです。アニメっぽい髪型は殆どありません。ロアに拘る人におすすめです。ちなみにあまりにもファイルサイズが大きいため、ダウンロードにそれなりに時間掛かります。
お使いのPCのスペックにも寄りますが、showracemenu
コマンド実行後、10秒ほど読み込みに時間がかかるようになりました。フリーズしたようになるので一瞬焦るのですが、落ち着いて待ちましょう(プレイ中2回目以降なら読み込み済みなのでそれほど時間かかりません)。ただしメモリが足りない人はCTDするかも知れません。
UIExtensions by Expired
SkyUIとは別にUIを拡張するModです。LE版のModをSkyrim SEで使う時に要求されることがあるので入れておきます。
こちらはSE版ではなくLE版の構成を少し変更してSE版で使えるようにしてみます。LE版とSE版でBSAの構造が違うため、LE版向けのbsaファイルがあるとCTDしてしまうそうです。ですので、いったん中身を展開した状態にし、そのままあらためて圧縮し直して再構成することで対応します。
からマニュアルでダウンロードし解凍すると、以下の2つのファイルが出来ます。
- UIExtensions.bsa
- UIExtensions.esp
デスクトップなどに予めData
という名前でフォルダを作っておきましょう。bsaファイルをBSABrowserで展開します。すべてのファイルを選択状態にし、Extract
ボタンでデスクトップのData
に解凍します。
Data
フォルダの中にespファイルを移動します。つまり以下のようになっていればOKです。
Data
- interfaceフォルダ
- scriptsフォルダ
- UIExtensions.esp
次はこのData
フォルダをzipか7zなどで圧縮します。Data.7z
などになると思うので、ファイル名をUIExtensions for SE
などわかりやすい名前に変え、MOで導入します。
おっちゃんの場合、MOでインストールしてチェックを入れた途端、「espが見つかりません」と言われました。明らかに構成は正しいのでおかしいなと思い、一度チェックを外し、再度チェックをいれたら正しく認識しました。なんだかよくわかりませんが、ちゃんとセーブデータ読み込んでプレイ出来たので、結果オーライとします。
AddItemMenu
チートModですが、この機能をつかって入手する必要があるModも少なくないので、入れておきます。ちなみにこちらはUIExtension
が必要なので、上記に書いたとおりに先に入れておいて下さい。
製作者のブログから落とします。内容をよく読んでから導入して下さい。正直それほど大変でもないですが。
Relationship Dialogue Overhaul – RDO SE
実はSkyrimにはデータは存在するけど使われていないボイスデータや会話データがあったりします。このModはそれらを復活させ、プレイヤとの関係に応じた会話の幅を大きく拡張することが出来ます。
使わないものが残っている状態でリリースするというのは本当にガイジンっぽいかんじしますね。事なかれ主義の日本が作るゲームなら、おそらく使わないデータは削除してからリリースすると思います。まぁどちらが夢のないつまらないポリシーなのかは一目瞭然ですが。
おそらく聞いたことがないような気の利いたセリフや、「え?お前そんなセリフ吐くのか!」というような愚痴なんかも聞けるので、楽しくなります。おっちゃんはこのModが大好きです。大好きなのもありますが、案外必須にしてるModも多いため、一応入れておきましょうという感じ。
すでにUSSEPというアンオフィシャルながらセリフも修正するModを入れているので、RDOのUSSEPパッチも導入する必要があります。
本体導入後、優先度的に次にRDO - CRF nad USSEP Patches Final
が来るようにパッチをインストールします(CRFを入れて無くUSSEPだけでもこのパッチは有効と書いてあります)。
xTranslatorで日本語化する場合、以下の音声ModのOPTIONSにxmlがあるのでそれを適用します。
Relationship Dialogue Overhaul – RDO – Japanese
Better Dialogue Controls
SkyrimはLE版SE版ともに、Flashという石器時代のテクノロジーをつかってメニューなどが作られています。そして特に修正すらされずに実装されています。おそらく開発者の手抜きでしょう。明らかにクリックしても反応しなかったり、空白部分が無視されたり、ひどい作りをしています。
このModは、そんなひどい状態のメニューが快適になるように作られた、ホスピタリティの高いModです。
ぜひ導入しましょう。
Better MessageBox Controls
上記Better Dialogue Controlsと同じく、こちらもメニュー操作を楽にしてくれるModです。なんと選択肢をカーソルで移動出来たり、アクティベートキーで決定出来不可だったダイアログがアクティベートキーで決定出来るようになります。
すごい!すばらしい!AppleとかBethesdaは見習ったほうが夜も安心だと思いますね、実に。
UUNP Vanilla Outfits Bodyslides SE
体型ModにUNPを選択した場合、こちらのModを導入することで、ほとんどすべてのNPCがCBPで胸が揺れるようになります。
体型Modと揺れMod(CBPやHTDなど)で胸揺れ対応していても、装備側が対応してなければ当然胸や尻は揺れません。おっちゃんの手順ではUNPやCBBEと一緒にCBPを入れてあるので、揺らす準備自体は万端なのですが、Vanilla装備が揺れない作りのため、ゲームプレイ中にはNPCは揺れないということになります。NPCの体型はすでに揺れる様になっていますが、そういう理由で揺れないのです。当然プレイヤキャラもVanilla装備を着ていれば揺れません。
このModはVanillaの揺れない装備のほとんどすべてを揺れるメッシュに変更するというすごいModです。
導入にはそれなりに手間と時間がかかりますが、紳士の諸君にとっては取るに足らない小さき問題でしょう。
- Modインストール後、
Bodyslide x64
を起動 - 虫眼鏡アイコンのあるプルダウンから
Choose groups
を選択UUNP Vanilla Outfits(HDT)
にチェック- 他のはそのままでOK
- プリセットを選択する
- おっちゃんの場合は
Physics - Top Heavy
を選択
- おっちゃんの場合は
Batch Build
ボタンをクリック- 対応する全装備がチェックボックスリスト化されて表示される
- 右クリックでチェックの全解除する
- ここで揺らす(HDT)ものだけにチェックを入れる
- 鋼鉄の鎧などで胸が揺れるのはおかしいのでチェックしないように
OK
クリックでバッチ開始- 同じ装備に揺れる/揺れない両方が選択されている場合、この時点でやり直しが出来る
All sets processed successfuly
で作業完了
この作業の後、実際にプレイしてみて「あぁ!この装備は揺れてはダメだろ!」とか「これが揺れないなんでこの世の終わりでしかない!」なんてことが何度もあります。仕方がないので都度セットアップし直しましょう。やればやるだけどんどんおっぱいです。
Customizable Camera
以下のシーンでのカメラを個別に設定出来ます。
- 納刀時
- 投擲武器構え時
- 接近武器構え時
その他以下の設定が可能です。
マウスウィール回転時のズーム
- 最大接近距離(一人称になる直前までの距離)
- 最大遠方距離
- カメラの移動量
Field Of View
- 数字で指定
スニーク時の高さなどは調整出来ないので別のModで対応して下さい。
別項目で可能です。
最後に
Skyrimはのべ6年プレイしました。今年で7年目です。
6年目で初めて思った事があります。
アラが目立つだけでストレス溜まる
なんてことが起こりました。まさか大好きなSkyrimをプレイしていてこんなにストレスが溜まるとは。
その内容はだいたいこんな感じです。
- バトルがつまらない
- 叩いても殴っても切っても相手は普通に攻撃してくる
- パワーアタックじゃなくても少しよろけるくらいはしてほしい
- Ultimate Compat SEでマシになります
- 弓がダメダメ
- クロスヘアを信じてると当たりません
- 各種Modで設定可能な場合が多いので細かく調整して自分なりに当たるパラメータに変更する必要がある
- ナビメッシュが手抜き
- ドラゴン戦などで移動しながら戦ってるとすぐにナビメッシュに引っかかって動けなくなります
- ナビメッシュを修正するModは発見出来きませんでした
- ドラゴン戦がしょぼい
- 場所によってはドラゴンが着地しないので弓や魔法でちまちまプレイになる
- Ultimate Compat SEでマシになります
- 仲間が敵対しすぎ
- NPCはこちらに攻撃あたらないくせに、こちらの攻撃があたってしまって敵対しまくり
- 衛兵なんかもう超能力者レベルで色々気づいて追いかけてくるし
- LE版ですがFollowe Live Packageを使うとプレイヤから味方NPCへの攻撃が当たらなく出来るので無双シリーズみたいに戦えます
- 暗い
- 朝焼け夕焼けの光、ドッピーカンだったりしても、プレイヤキャラの顔は常に影がのっかって暗いまま
- 明確に光源のそばによらないと顔がよくわからない
- 日差しの向きを変えるModが会った気がします
- その他
色々上げると枚挙に暇がなくなりますが、大きめの原因はこんな感じです。
で、流石に6年もプレイしてるわけでして、もうそろそろSkyrimやめようかなと思っていたのですが、SE版をちゃんとやっていなかったので、今回ちゃんとやってみようかなと思い、あらためてインストレーションを書いてみました。
これで大量に積んである他のゲームをプレイする機会がまたなくなったわけです。Wicherなんかシリーズ全まとめ買いしていて、1を1時間プレイしただけで終わってます。
Twitchで配信しまくってるのでそれをやめてしまうのももったいないですし、これを気に、心機一転またSkyrimワールドを堪能しようと思います。
同じ様に、これからSkyrim SEを始める一の参考になれば幸いかな。