Skyrim SE – 2018年版 Bodyslide & Outfit Studio 独学その四

2018.09.14 アニメーションGif画像URL修正済み

今回は、旧Skyrim(以降LE版)の揺れない装備を、Skyrim SE版のBodyslide対応且つ揺れる装備に変換し、最終的にSE版のModにパッケージするところまでやってみようと思います。

おっちゃん頑張りました。今回はかなり長いです。

連載一覧
Skyrim SE – 2018年版 Bodyslide & Outfit Studio 独学その壱
Skyrim SE – 2018年版 Bodyslide & Outfit Studio 独学その弐
Skyrim SE – 2018年版 Bodyslide & Outfit Studio 独学その参
Skyrim SE – 2018年版 Bodyslide & Outfit Studio 独学その四

なぜLE版をコンバートするのか

基本的におっちゃんは、装備ModはLE版から探すことが多いです。

なぜLE版の装備を使うかと言うと、SE版はUNP体型よりCBBEが主流になってしまっているので、UNP装備はあまりありません。ですので、LE版のUNP装備Modからお気に入りのものをSE版へコンバートし、更にBodyslide対応をしてみるという流れです。

実際問題SE版に限定して装備を探したところで、大した数出てきません。そんな中から更にUNPに絞り込むとなると、本当に数える程度しか出てきません。

ちょっと頑張って中華圏のModなどを扱ってるサイトなんか覗いてみてもいいのですが、中国製品はたいてい爆発しますので危険です。だいたい2つに1つは爆発します。爆発しなくても発火します(何故か中国人自体は爆発しませんし発火もしません。不思議ですね!)。それに、LoversLabからリンクしてる野良配布サイトなんか見ていると、圧倒的にLE版の方が愉快な装備が多いのです。

SE版はどうも、タイミング的にModderたちの熱が冷めた頃にリリースされてしまったので、仕方がありませんね。CBBE向け装備が多いのはたまたまだと思いますが、Bodyslide自体がCBBEの作者の作ったものですので、CBBEがメインになるのは必然だったのかなぁ、なんて思っています。

UNP体型ばっかり使ってたおっちゃんとしては、「よろしい、ではコンバートだ」としか思いませんので、実はそれほど困ってないのが現状ではありますが、世の中おっちゃんのように、来るべき宇宙時代に平然と生き残れるほど聡明且つ賢明な、それでいて人類を容易に幸福へと導ける類まれなる才能を恣にしている生まれながらの大天才タイプの人ばっかりってわけでもありませんので、おっちゃんが(実は必死になって)覚えた方法を皆さんに紹介しておきたいなと思います。

今回使用したツール

  • Mod Organizer2
    • Mod管理で使います。これを使ってることが大前提
    • 別のMod管理ソフトを使ってる人は脳内変換で対応してください
  • Bodyslide and Outfit Studio
    • 体型変換のBodyslide、装備編集のOutfit Studioの2セット
  • BSA Browser
    • BSAファイルを解凍出来る
  • SSE Nif Optimizer
    • LE版nifファイルをSE版nifファイルにコンバート
  • Creatin Kit(任意) : Bethesdaに登録後Bethesdaラウンチャダウンロードし、そこからインストール。面倒くさいです。入れなくてもいいです。

装備をえらんでみる

さて、ちょうどよい装備(LE版+揺れない+BSAあり)を探していた所、なにげに気に入ったものがあったので、今回は以下の装備Modでやってみようと思います。

剣術格闘ゲームSoul Calibur IVの多喜(タキ)というキャラクタの装備です。

ベースは忍者やくノ一装備ですが、全身タイツの他に平安鎧的なパーツが付いており、ソフトとハードが良い意味でマッチしている装備です。

個人的にSoulシリーズが好きなのですが、流石にこの真っ赤っ赤の装備ですとSkyrimとは合わないのではないかとは思いましたが、実はまだ発売前ですが、最新作SoulCalibur VIではThe Witcherのゲラルトも登場しますし、The Witcherと同じファンタジー系のSkyrimとはそれほどかけ離れたものでもないのかな、とか勝手に思っております。こじつけですけどね。

ちなみにこの装備、特に名前はありません。「Hunter of Darkness Armor」って名前っぽいのですが、そんな名前、どのファイルにもフォルダにも書いておりません。なのでフォルダ名のTaki Armorを正式名称とします(こういう風に、ネーミングに整合性がないModってめちゃめちゃ多いです)。タキの鎧なのでTaki Armorで良いと思います(ちなみにゲームの設定上、武器には名前が付いています。滅鬼丸(めっきまる)と裂鬼丸(れっきまる)です。流石にこれらの武器は同梱されていませんでしたので、スクリーンショットでは黒壇の剣と黒壇のダガーでごまかしています)。

さて、鎖帷子を着込みとして装着しているようなデザインですが、実はこのメッシュ部分、肌が透けているのではなく、カーキベースの網目デザインなのです。公式イラストでもはっきり分かります。ですので、このModは再現度が高いなと思いました。

余談ですが、おっちゃんとしてはタキの装備であれば、Soul Calibur IIIの時のタキの装備の方がSkyrimっぽい気がします。

それでは早速作業に取り掛かりますかね。

ダウンロードしてコンバート

ダウンロードした装備をデスクトップに解凍します。

  • takiarmor.bsa
  • takiarmor.esp

上記2つのファイルが出てきます。bsaファイルというのは、テクスチャやメッシュ、音声ファイルなどの、いわゆるアセットと言われる種類を一つにまとめたアーカイブファイルです。ちなみこのbsaはLE版とSE版で互換性がありません。確実にCTDを起こします。

というわけで、このままではSE版として使えないので、中身を抜き出します。

bsaを展開したものをそのまま使う場合、ルーズファイルやルーズ化などと呼びます。

bsaのルーズ化

takiarmor.bsaBSA Browserで開き、すべてのファイルを選択後、extractボタンでTaki Armorフォルダ内に展開します。

  • Meshes
  • Textures

の2つのフォルダが抜き出せました。そしたらもう元になったbsaファイルは不要なので消してしまいましょう。BSA Brawserを終了し、takiarmor.bsaを削除します。

取り出したアセット類をSE版方式でbsa化してもいいのですが、テクスチャやメッシュを直接いじれなくなるのでルーズ状態のにしておきます。

これでSE版で読み込めるようになりました。

メッシュのコンバート

さて、実はLE版のままでは読み込めないものがもう一つあります。メッシュです。このままですとSE版でメッシュが読み込めません。装備した瞬間にCTDします。

また別のツールを使います。LE版のメッシュをSE版にコンバートしてくれるツールSSE Nif Optimizerです。ダウンロードしてインストールしておいてください。

まずはSSE Nit Optimizerのインストールフォルダを開き、そこにTaki ArmorのMeshesフォルダをまるごと移動します。

移動したらSSE Nif Optimizer.exeを実行し、以下のチェック項目を確認します。

  • Sub Directoryにチェック
  • Head Parts Onlyは未チェック
  • その他はスクリーンショットを参考

そしてOptimizeボタンを押せば、移動したmeshesフォルダ内のnifファイルを自動的に探し出して、LE版のメッシュをSE版にコンバートしてくれます。めちゃめちゃ便利です。

コンバートが終わったらmeshesフォルダは元あったTaki Armorフォルダに戻します。

装備Modのインストール

ここから先はMO2でModがインストールされている必要があるので、まずはデスクトップにあるTaki Armorフォルダをzipや7zipで圧縮します。

圧縮したファイルはMO2の左から2番めのツールボタンで読み込見んでインストールします。

インストールしたら有効化するためにチェックを入れます。これで準備が整いました。

フォームID更新(任意)

最後の仕上げはespファイルです。espファイルにはフォームIDという背番号がつけられていて、Skyrimは43、Skyrim SEは44と決められています。

このフォームIDが43のままでもSE版で問題なく読み込めるので、もし余裕がない人はやらなくてもOKです。余裕がある人はここから先の作業を進めてみてください。

はっきりいってCreation Kitのインストールはそれなりに時間が掛かるし、面倒です。インストールしてない人も多いと思いますので、ここは必須ではありません。なのでCreatino Kitのインストール方法は割愛します。

フォームIDを43から44にする方法ですが、すごく簡単です。Creation Kitでespを読み込み、そのまま上書き保存します。これだけでフォームIDが44になってくれます。

圧縮したTaki ArmorのModがインストールされた状態でCreation KitをMO2経由で起動し、takiarmor.espを読み込みます。takiarmor.espをダブルクリックでチェックし、Set as Active Fileボタンでアクティブ化します。このアクティブ化をしなければ上書き保存にならず新規保存になってしまうので注意してください。今回は上書きするので必ずこのボタンを押します。

この状態でOKすると、「上書き作業になるけど大丈夫?」的なダイアログが出てくるので、こちらは「はい」を押して進みます。

ロードはやたら時間がかかりますし、途中で何度もダイアログが出てきますが、全て「キャンセル」してください。

ロードが終わった後はログウィンドウが表示されますが、閉じてしまって構いません。

そしたらツールボタンの保存で上書き保存します。これでフォームIDの更新は完了です。

後始末

さて、現在デスクトップに解凍後コンバートしたフォルダがあり、そのフォルダを圧縮してMO2でインストールしたので、MO2のmodsフォルダの中にも同じフォルダが出来てしまっている状態です。

ここから先はmodsフォルダ側を優先して説明します。説明ががややこしくならないため、デスクトップのTaki Armorフォルダは削除してしまいましょう(説明をわかりやすくするために消すので、ややこしくないと思うん人は特に消さなくても良いです)。

以後、Taki Armorフォルダといえばmodsフォルダ側の方を指します。

BodyslideでUUNP化

まず何を行うのかの説明に先立って、用語を決めておきたいと思います。

以前の記事を参考に、BodyslideでUnified UNP HDT素体をベースに自分の好みの体型を作っていると仮定します。巨乳だったり貧乳だったり、欲望の赴くままにわがままに作った体型です。この自分好みの体型を 独自プリセット体型 と呼ぶことにします。元になった体型は ベース素体 と呼びます。おっちゃんが今思いついた名称なので、他の人がどう呼んでいるのか知りませんし、知りたくもありません。

  • Outfit Studio
    1. Taki Armorの各パーツを ベース素体に合わせて 編集する
    2. 編集済みの全装備パーツをグループとして登録する
  • Bodyslide
    1. グループを指定して バッチで独自プリセット体型に変形 させる

だいたいこのような流れです。注意するところは、まずいきなり独自プリセット体型に合わせるのではなく、一旦ベースとなっている素体に合わせるということです。これにより、難易度の高い編集作業(独自プリセット体型が巨乳すぎて装備を手作業で変形しているうちに収集つかなくなるような作業)なんかを自動でBodyslide側にやらせることが出来ます。

今回編集するTaki Armorのパーツは以下になります。

  • body(胴体)
  • gauntlets(篭手)
  • shoes(わらじ)

これらをそれぞれ1つの独立したプロジェクトとして保存しますので、今回は全部で3つのプロジェクトが出来るはずです。そしてそのためにプロジェクト名を予め決めておく必要があります。
今回は以下のように決めました。

  • SC4 Taki Armor SSE HDT body
  • SC4 Taki Armor SSE HDT gauntlets
  • SC4 Taki Armor SSE HDT shoes

SC4というのはSoul Calibur 4という意味です。SSEというのはSkyrim SEの略称です。HDTというのは言わずもがな、揺れまくり対応という意味です。グループ化する際にすぐに分かるように、プロジェクト名の頭は「SC4 Taki Armor SSE HDT」で統一しておき、末尾でパーツ名で分けるようにしましょう。

さて、早速SC4 Taki Armor SSE HDT bodyから開始します。

プロジェクトの準備

MO2経由でBodyslideを起動し、右下の「Outfit Studio」ボタンでOutfit Studioを起動します。

「File」→「New Project」でNew Projectダイアログを表示させ、以下のように設定します。

  • 「From Template」→ Unified UNP HDT

gauntletsなどの手の装備の場合はUnified UNP HDTではなくUnified UNP Handsや、足装備ならUnified UNP feetを選択してください。

「Next>」ボタンクリックで次に進みます。

プロジェクト名を入力します。最初にbodyを編集するので、前述したプロジェクト名「SC4 Taki Armor SSE HDT body」を入力します。「From File」でTaki Armorフォルダ内のbodyメッシュを選択します。_0.nif_1.nifの2種類ありますが、Bodyslide and Outfit Studioでは基本的に_1.nifを選ぶようにします。

  • 「From File」 → Mod Organizer\mods\Taki Armour\meshes\jackga\taki\body_1.nif

「Finish」ボタンでプロジェクトを確定すると、「Target Game」ダイアログが表示されることがあります。これは要するに、今から作業しようとしているファイルは厳密にはSkyrim SE版向けじゃないけどいいの?と聞かれているので、作業中だけSE版といて扱うため「はい」ボタンをクリックします。

いろいろはみ出しチャンピオンな感じでUUNPとTaki Armorが表示されました。

体型の説明

別の記事でも書きましたが、Skyrimは装備を「装着」させているのではなく、「体の部位ごとごっそり入れ替える」方式で装備を切り替える仕組みです。ですので、装備データには体型データが含まれています。

このTaki Armorも、ピッタリサイズの体型データが含まれています。しかし今からUUNP(Unified UNPの略称)に合わせるので、この最初から入っている体型は邪魔です。というわけで、消してしまいましょう。どのメッシュが消したいメッシュなのかわかりやすいように、一旦UUNPを非表示にします。UUNP左側の目のアイコンをクリックすると非表示に出来ます。

同じように、装備内のメッシュの目アイコンをクリックして表示/非表示を繰り返していると、消したい体型がどれなのか分かります。今回は「BaseShape」というメッシュが不要な体型メッシュでしたので、右クリックして「Delete」で消してしまいます。

メッシュを消したらもとに戻せないよ?と聞かれますが、「はい」で削除続行します。

これで編集前の準備が整いました。次の作業で早速モーフィング(変形)させて装備をUUNPにフィットさせます。

モーフィング作業

メッシュ名の横にある目アイコンは3種類の表示ができます。

  • 表示
  • 非表示
  • ワイヤーフレーム表示

UUNPを一旦ワイヤーフレーム表示にし、装備とどれくらい差があるのかを確認します。

右クリックでドラッグしながら全体を確認します。今回は特に極端に離れてしまっているような箇所がなかったので、早速インクリーズツールで盛り上げていきたいと思います(へこませるのはデクリーズツールです)。インクリーズツールはツールボタン左から5個目の、雪だるまみたいなピクトのボタンです。

どのシェイプがどの名前なのかわからない場合、選択ボタンで直接装備をクリックすると、該当するメッシュが自動的に選択されます。

まずは全身タイツを編集しますので、邪魔な他のパーツは非表示にします。

この状態でインクリーズツールで全身タイツをポコポコ膨らませていきます。

膨らませすぎた場合はデクリーズツールで凹ませます。その他、パーツ全体の移動なども出来ますので、ツールボタンをいろいろ駆使してみてください。

デフォルトだと●|●というアイコンがONになっているので左右同時に編集されますが、左右非対称の編集をしたい場合はOFFにします。

全身タイツと言いつつ、肩から脇にかけて大きく開いています。何もない部分をずっと編集してても意味がないので、UUNP体型を表示、非表示、ワイヤーフレーム表示に切り替え、確認しておくと良いです。

あとは細かいパーツを順次表示させていって、どんどん編集を進めます。胴体部分が一番時間がかかるので、諦めずに頑張って作業を続けましょう。数字の0キーが選択ボタンのショートカットなので、0キーでパーツを直接選択しながらインクリーズ、デクリーズしていくと速く作業が終わるかもしれません。

少し隙間が空いていますが、とりあえずこれでOKということにします。

すべてのパーツの編集が終わったら、作業を確定させます。「Slider」→「Conform All」で決定します。

その後プロジェクトを保存します。「File」→「Save Project As」で保存ダイアログを表示させ、一番上の「Display Name」がプロジェクト名になっているのを確認したら、「To Project」ボタンでプロジェクトに反映させます。そのあと以下を確認します。

  • 「BodySlide」内の「Low/High Weight Output」がチェックされているか
    • ここがチェックされていると、Weight0とWeight100のファイル(つまり_0.nif_1.nif)が同時に出力されるようになる
  • 「Project」内の「Copy referense shape output」がチェックされているか
    • ここがチェックされていると、リファレンスとして読み込まれた体型(この場合UUNP)を装備付属の体型として出力してくれる
    • リファレンスは通常、装備としては出力されない

問題なければ「Save」で保存します。

保存先はMO2のoverwriteフォルダになります。

  • メッシュデータ
    • Mod Organizer\overwrite\CalienteTools\BodySlide\ShapeData\SC4 Taki Armor SSE HDT body
  • Outfit Studio用プロジェクトファイル
    • Mod Organizer\overwrite\CalienteTools\BodySlide\SliderSets\SC4 Taki Armor SSE HDT body.osp

このフォルダとファイルは最終的にModに含めることになるので覚えておいてください。

そしてこの記事の見出し「プロジェクトの準備」まで戻り、同じように、「gauntlets」と「shoes」も編集してプロジェクトとして保存します。

「body」ほど大変じゃないと思います。「body」は20分程かかりましたが、他のパーツはだいたい5分程度で終わると思います。

最終的にMO2のoverwriteフォルダ内が以下の用になっていればOKです。

  • CalienteTools
    • BodySlide
      • ShapeData
        • SC4 Taki Armor SSE HDT body
        • SC4 Taki Armor SSE HDT gauntlets
        • SC4 Taki Armor SSE HDT shoes
      • SliderSets
        • SC4 Taki Armor SSE HDT body.osp
        • SC4 Taki Armor SSE HDT gauntlets.osp
        • SC4 Taki Armor SSE HDT shoes.osp

HDT対応

さて、上記モーフィング作業のあと、プロジェクトを切り替える前にHDT対応すれば、あとからプロジェクトを読み込み直さずに済むのですが、HDT対応だけ説明を個別に分けたかったので敢えて節を分けました(作業内容が理解できてる人は、プロジェクトの保存前にHDT対応してしまって構いません)。

「body」のHDT対応を行います。別のパーツが読み込まれている場合はOutfit Studioで「SC4 Taki Armor SSE HDT body.osp」を読み込みます。

「File」→「Load Project」→SC4 Taki Armor SSE HDT body.ospを選択

UUNP体型は最初から揺れるような仕組みで設計されています(もちろん素体の動きを司るスケルトン(XPMSEなどのMod)が入っていて、HDTライブラリ(CBP Physicsなど)がインストールされているのが前提です)。そしてこのTaki Armorは揺れません。ではどうすればいいのかと言うと、UUNPの重み付けデータをTaki Armorにコピーしてしまえば良いということになります。

重み付けとはなにか、まずは確認してみます。一旦UUNPのみ表示させ、「Bones」タブを開きます。その後たくさん表示されているリストの中から一番上にある「Belly」をクリックします。

Bellyというのは「お腹」のことですので、腹部が青くなったのがわかると思います。青い部分はあまり動かず、黄色い部分が結構動き、赤い部分が激しく動くという認識をしておいてください。ただ、赤は装備ではほとんど使いません。

この状態のまま全身タイツを表示してみましょう。Meshesタブに戻ってタイツを表示させ、再度Bonesタブに戻りBellyを確認してみると、このようになります。

装備であるTaki Armorには全く青い色がついていません。つまりこれでは、いくら揺れる仕組みがインストールされていても、装備自体に重さの設定がないわけですから、揺れることが出来ません。

というわけで、UUNP体型の重み付けをごっそり、Taki Armorにコピーしてしまいましょう。Meshesタブに戻ってください。すべての装備を表示させ、UUNP体型以外を選択します。そして右クリックから「Copy Bone Weights」を選択します。

その後しきい値を決めるようにダイアログが表示されますが、特にいじらずそのままでOKです。

これで重み付けがコピーされました。BonesタブからBellyを表示してみましょう。

重み付け漏れ対策

さて、ここで一旦プロジェクトを保存します。「Ctrl」+「S」で上書き保存出来ます。その際、以下のようなダイアログが表示されることがあります。

よく読んでみると、どうやら「Model001_4_Mesh1:11」メッシュと「Model001_4_Mesh1:11_9」メッシュに、重み付けがされていない頂点があるとのことです。

「はい」をクリックするととにかく保存しますが、重み付けがされてない部分が欠けてしまいますので、ここでは「いいえ」をクリックします。

それでは「Model001_4_Mesh1:11」メッシュと「Model001_4_Mesh1:11_9」メッシュだけを表示させて、確認してみましょう。

ポールドロン(肩パッド)とブーツの装飾部分でした。これらのメッシュに、重み付けがされていない頂点があるとのことです。もともと人体の形状をしたUUNPからコピーしたので、明らかに人体には無いような形状のものには、重み付けがされなかったということです。この場合、角の先端部分などが該当します。ちなみに自動的に重み付けがされてない頂点付近は黒く表示されます。マスクされている状態ですので、ゲーム中で非表示になってしまいます。

この黒くなってる部分に重み付けを追加すればOKです。ただし今はマスクされてしまっているので、上から青く塗ることが出来ません。一旦マスクを削除しましょう。

「Tool」→「Clear Mask」でマスクを消します。パーツを選択し直したりするとまたマスクがかかってしまうので、こまめにマスクは削除すると良いです。

「Bones」タブを表示し、この場合は左の肩なので「NPC Clavicle [LClv]」を選択した状態で、マスクがかかっていた場所をドラッグしながら塗りつぶします。

反対側も塗っていきます。漏れがないようにいろいろな角度で確認しながら塗ると良いです。

別のパーツもMeshesタブで選択後、マスクを削除し、Bonesタブに戻って塗りつぶしていきます。

すべて塗り終わったら、再度プロジェクトを保存します。「Ctrl」+「S」で上書き保存し、先程表示された重み付け漏れのダイアログがでなければ成功です。

「Slider」→「Conform All」で確定し、再度「Ctrl」+「S」でプロジェクトを上書き保存すれば完了です。

同じように、他のパーツも重み付けしておくと良いですが、手足のパーツは案外重み付けされてないことも多いので、今回は胴体部分の「body」だけにしておきます。

メッシュの出力

さて、今までの作業はすべてプロジェクトとして保存しただけであり、実際にインストールされているModには全く関係ない場所での作業でした。

ここではプロジェクトで作ったSSE向けのHDT対応された装備を、nifファイルというメッシュファイルを出力し、Modのメッシュに上書きすることにします。

実はこのメッシュの出力はすごく簡単で、「File」→「Export」→「To Nif with Referense」で出力するだけです。

「body」を出力する場合、MO2の場合Mod Organizer\mods\Taki Armour\meshes\jackga\takiに上書きしますので、ここにあるbody_1.nifに上書きしてください。必ず_1.nifの方を上書きします。

同じように、「gauntlets」、「shoes」も出力してください。

これでゲームに反映されます。一度起動して確認してみましょう。

若干メッシュが食い込んでしまっていたりしますが、今回はこれで良しとします。そしてHDTですが、もちろんしっかり揺れます。

Taki Armor

ModのBodyslide対応

さて、無事にゲーム内でUUNP体型にフィットさせることが出来、さらにHDT対応で揺らすことも出来ました。そんなか、一つだけ出来てないことがあります。

Unified UNP素体に合わせただけで、独自プリセット体型にあってない

そうです、ただ最初から用意されたUnified UNPという素体の体型に装備を合わせただけなのでで、Unified UNPからスライダーをあれこれいじって作り出した、欲望の赴くままにわがままに作られた独自プリセット体型に合わせなければなりません。

おっちゃんのわがままボディはこんな感じです。

そう、巨乳でケツデカなのです。Twitchの視聴者の言うがままに体型をいじっていたら、いつの間にかこんなバブリーでエロい体型になってしまいました。もともとスレンダーが好きで、おっぱいはそこそこあればいいと思っていたのですが、今ではもう頭の中がアメイジングなブーブスじゃないと受け入れられなくなりつつあります。人間ってすごいですね。

Unified UNPから独自プリセット体型へモーフィングさせるのは、おそらくすごく難易度が高いと思います。何しろ胸のサイズが違いすぎて、メッシュが破綻してしまいます。
なのでここでは、Mod自体をBodyslide対応にさせてしまい、Outfit Studioでコツコツ手作業するのではなく、Bodyslideでバッチ処理でやらせてしまおうと思います。

前準備

すでに3つのプロジェクトが保存されていますので、MO2のoverwriteフォルダは以下のようになっているはずです。

  • CalienteTools
    • BodySlide
      • ShapeData
        • SC4 Taki Armor SSE HDT body
        • SC4 Taki Armor SSE HDT gauntlets
        • SC4 Taki Armor SSE HDT shoes
      • SliderSets
        • SC4 Taki Armor SSE HDT body.osp
        • SC4 Taki Armor SSE HDT gauntlets.osp
        • SC4 Taki Armor SSE HDT shoes.osp

何度かOutfit Studioでプロジェクトを作っていると、いつの間にか保存してしまっていたりしてますので、overwrite内の上記のフォルダに「SC4 Taki Armor SSE HDT」以外のファイルが出来てしまっていたりします。ちゃんと中身を確認しましょう。「New Outfit」なんていうフォルダがあったら削除しちゃってOKです。
今回の作業では「ShapeData」「SliderSets」内は必ず「SC4 Taki Armor SSE HDT」から始まるファイルやフォルダだけが含まれているようにします。

ここに、SlideGroupsというフォルダを追加したいと思います。右クリックから新規フォルダで「SliderGroups」を作っておいてください。

稀にBodyslideフォルダ内が上記のようにShapeDataSliderSetsしか無い装備Modが配布されていたりしますが、この章で説明する方法でグループファイルを作ればバッチ処理させることが出来ます。

それでは早速開始しましょう。まずはBodyslideを起動します。起動したら画面右上の「Group Manager」ボタンで、グループ管理を開きます。

「Add Group」ボタン左側のテキストボックスにSC4 Taki Armor SSE HDTと入力し、「Add Group」ボタンをクリックします。クリックすると上にある「Groups」に追加されますので、追加された「SC4 Taki Armor SSE HDT」をクリックして選択状態にしておきます。

その後右側から

  • SC4 Taki Armor SSE HDT body
  • SC4 Taki Armor SSE HDT gauntlets
  • SC4 Taki Armor SSE HDT shoes

を選択し、「<< ADD」ボタンで左側の「Members」に追加します。

最後に、画面右上の「Save As」ボタンでグループを保存しますが、なぜか指定の場所には保存ができないので、デスクトップに保存します。保存する際のファイル名はSC4 Taki Armor SSE HDT.xmlにしてください。保存出来たら一旦Bodysliodeを終了します。

保存したSC4 Taki Armor SSE HDT.xmlを、overwriteフォルダの中につくったSliderGroupsフォルダに入れます。現在こうなっているはずです。

  • CalienteTools
    • BodySlide
      • ShapeData
        • SC4 Taki Armor SSE HDT body
        • SC4 Taki Armor SSE HDT gauntlets
        • SC4 Taki Armor SSE HDT shoes
      • SliderGroups
        • SC4 Taki Armor SSE HDT.xml
      • SliderSets
        • SC4 Taki Armor SSE HDT body.osp
        • SC4 Taki Armor SSE HDT gauntlets.osp
        • SC4 Taki Armor SSE HDT shoes.osp

これで準備が整いました。

MO2の「Taki Armor」を右クリックし、「エクスプローラで開く」を選択し、Taki Armorのフォルダを開いておいてください。

開いたら、上記CalienteToolsをフォルダごとTaki Armorフォルダ内へ移動させます。

Taki Armorのフォルダが以下のようになったはずです。

これで、Taki ArmorのBodyslide対応が完了しました。

バッチ処理で独自プリセット体型化

他のBodyslide対応装備Modのインストールと同じです。

Bodyslideは体型変換のソフトで、装備の編集や変換はどちらかと言うとOutfit Studioってイメージなのですが、バッチ処理(一括処理)で複数パーツを一度に体型に合わせる機能はなぜかBodyslide側に含まれています。アクセスしやすいのでおっちゃんはその方が楽ですが、多分歴史的な経緯があったんでしょうね。

Bodyslideを起動します。起動したらプレビューボタンで、現在自分の作った独自プリセット体型になっているのかどうかをしっかり確認します。なっていなかったらプリセットを読み込んで置いてください。

次に、右上にある「Group Filter」の虫眼鏡アイコンをクリックし、「Choose Groups …」を選択します。Choose Groupsダイアログが表示されます。

ここでSC4 Taki Armor SSE HDTのみにチェックを入れます。

SliderGroupsフォルダに、先程つくったグループファイルSC4 Taki Armor SSE HDT.xmlをおいたため、ここに表示されるようになってます。
繰り返しになりますが、SliderGoups内に該当するファイルがない場合ここに表示されませんので、SliderGroupフォルダが入ってないModをインストールする際は、予めGroup Managerでグループファイルを作っておく必要があります。

他の装備にチェックが入っていないことを確認したら、「OK」ボタンで閉じます。

次に、Bodyslideの画面左下にある「Batch Build…」ボタンをクリックすると、グループ内の内訳が表示されます。プロジェクト名として登録しておいた名前になっていますので、分かりやすく表示させることが出来ています。

それぞれのパーツを、現在選択されている独自プリセット体型に一括処理で変形させる前段階です(今回は無いですが、もしここに該当しないパーツがあったら、チェックを外しておくことで処理の対象から外すことが出来ます)。

今回は3つとも該当しますので、このまま「Build」ボタンをクリックします。

少し待つと、コンバートが終わったと画面に表示されます。

これでBodyslide対応は完了です。

タムリエルに行く

それでは早速Skyrimを起動して確認してみましょう。

流石に巨乳すぎてメッシュが追いついてないですね。

しかし一応サイズは反映されています。もう少し微調整すればメッシュの具合も良くなると思います。今回はまぁ、このくらいで成功ということにしておきましょう。

そして当然ですが、揺れます。

TopHeavy Taki Armor

パッケージ化

配布する/しないにかかわらず、パッケージ化しておくと管理が楽です。Mod入れ直し時に最初から体型編集するなんて懲り懲りですので、パッケージ化してしまいましょう。

パッケージ化というのはただ、zipや7zipで圧縮するだけです。MO2のmodsフォルダ内にあるTaki Armorを圧縮し、どこか安全な場所においておくだけでOKです。

ちなみにそのまま配布もできるのですが、もし配布する際、以下の4点は説明やタイトルに付け加えておきましょう。

  • SE版
  • UNP体型
  • HDT対応
  • Bodyslide対応

さて、作者に断りもなく勝手に無断で無許可に無節操に配布すると、自称正義感の強い役立たず(日本には大量に存在する)から怒涛のごとく嫌味を言われます。彼らは文句を言うことでしか自分のアイデンティティを保てない可愛そうな存在なので、本来であればおっちゃんのような上位の存在が救ってあげなければならないのですが、彼らはなぜか日本人のくせに日本語を理解することが出来ないので、残念ですが救いようがありません。

彼らはなぜか、Google翻訳使えば誰もが簡単に作れる程度の翻訳ファイルを配布しただけで狂喜乱舞し、無駄に重苦しいお礼をしてきます。はっきりいって「僕はバカですし面倒くさいことから逃げてきているので、そんな誰もが出来るようなことすら出来ません!だから必要以上に無駄にお礼を言ったりして自分が怒られないようにしています!」と言っているようにしか見えません。つまりおっちゃんは哀れな目で彼ら見ているわけです。はっきりいってコバエくらいウザイです。もっとフランクでいいと思います。敬意を払えとかいちいちうるさいです。そんな事普通の人間以上なら最初から分かってますし、もし自分がModder側だったとしたら、敬意払ってるっていちいちユーザから言われたくもないです。ウザイからね。そう、ウザイのです。ぶっちゃけ、うぜーんだよ虫けら共が。

そんな無駄なことをする人生を満喫しているレイプ大学の生徒みたいな、何の役にも立たないただの社会のゴミの感想をいちいち本気にする必要はありません。しかし、一人の人間として一応、Modの作者には最低限の敬意は払っておきましょう。おっちゃん個人としては、配布した事後でもいいので本人に連絡しておくことをおすすめします。

相手に連絡が取れない?でもダウンロード出来る?じゃぁ相手はModを放棄してるんだから好きにしろや

そんなテイストもありでしょう。

ただし著作権とかいう被害者妄想の激しい人が大好きな単語がでてきたら、素直に配布はやめておくのが吉です。

今回のTaki Armorは、記事のとおりに作業すれば作れると思うので配布しません。そもそもまだメッシュはみ出てるし。

さいごに

これで「Skyrim LE版!揺れないTaki Armor」が、「Skyrim SE版!UNP体型!HDT対応で揺れまくり!しかもBodyslide対応なので貴方好みの体型に変形可能!!」になったわけです。

もう少しカスタマイズを楽しみたい方は、例えばPaint.NETを使うとテクスチャファイルのDDSファイルを直接開けますので、以下のように色を変更したり出来ますので、いろいろ試してみてください。

というわけで、今回で一旦Bodyslide独学シリーズを終わります。
他にもいろいろわかったことがあれば都度記事を追加していこうと思います。

それでは、Until Next Time。