Skyrim Modderへの道 – 鞘の色を変えてみる

ご無沙汰しております

随分間が空いてしまったけど、2018年心機一転、このブログも再始動を意識して開始する感じ。
デール・カーネギー読んでたらなんだかもっと丁寧な日本語にしたくなったので、読みやすい文章を心がけてみます。はい(気が変わったら元の勢いと膂力に物を言わせるクソ老害に戻るかもしれませんが)。

閑話休題。

さて、年末からTwitchというプレイ動画配信サービスで配信しまくってますが、支持者も70人以上あつまってなんだか賑やかです。アフィリエイトも許可され、StreamLabにも登録してあるので寄付も受け付けてるんですが、残念ながら日本からは法的に寄付って出来ないんですよね。日本円が強いのはこうやって国が法律で守ってるからなのかしらね。外国からだったら日本人でも寄付は受け付けられるみたい(でもまだちゃんと調べられてない)。

Twitchの人たちもフォロワーと言う表現になり、SkyrimのフォロワーNPCと混同してしまうので漢字で書きますが、Twitchの支持者や閲覧者は、実は日本人より外人の方が多いです。おそらくおっちゃん自身がジャパニメーション的なキャラより、アメコミとかドリームワークス的なエッジの効いたキャラが好きだからでしょう。おっちゃんにとって萌えとは、トップモデルとかスーパーモデルをベースにした、凹凸のあるシンボル的な造形なんですな。うん。

おっちゃんとTwitch

さて、前置きは良いとして、現状どんな感じでTwitchしてるかというと、おっちゃんなのにおっさんキャラじゃなく、みんなが喜ぶように、ボインボインのおねーちゃんキャラを使ってます。はい。しかもストーリー的にエロいダンマー(ダークエルフ)です。バレンジアだけかもしれないけど、比較的カジュアルに異性を受け入れちゃう種族。いいですなぁ、ダンマー。

HDTという物理演算するタイプの体型(と言うよりスケルトン)を使っているので、ボインボインで胸も尻もお腹までもが揺れまくるので、外人さんが狂喜乱舞してます。もちろんおっちゃんも一緒に「bouncing!!」「OPPAI!!」など叫んでます。はい、楽しいです。

ちなみに当初、全裸でプレイしてたのですが、無事にTwitch運用にアカウント凍結されてしまい、24時間配信不可になったことがあります。設定で「成人向けコンテンツ」というチェックボックスがあり、ヌードもプレイしたいのでチェック入れていたのですが、このチェックボックスにチェックを入れたとしても、ヌードや過度の暴力はアカウント停止の対象になるということでした。

何のためにこのチェックボックスがあるの?と日本人風に突っ込みたくなりましたが、おそらく、「見る側の人があらかじめ注意を意識するため」にあるんでしょうね。実際おっちゃんのプレイ動画を見ようとしたら、「この動画は成人コンテンツに指定されています」的なメッセージが一回だけ出るし。

おっちゃんのSkyrim

さて、おっちゃんのSkyrim。基本的にこんな感じです。

  • メリディア(通称メリ玉)クエストのご褒美のドーンブレイカーを複製
    • つまりドーンブレイカーの二刀流
    • ホットキーで数種類の武器を切り替えてるのでメインではないけど
  • フォロワーは日によって複数連れて行脚
    • ドラウグル戦などでドーンブレイカーが派手すぎてエフェクトで負荷がかかる
    • フォロワーが多いと本当にカオスになる
    • 常に光っているから納刀時でも負荷がかかる
    • 音もでかい
    • レベル20くらいから50くらいまで使っていたので少し飽きが来ている
    • 別の武器に変えたくなった
  • ナイチンゲールの剣が黒くて格好いい
    • 装備が全体黒いのでドーンブレイカーよりコーディネート的によろしいかと
    • 攻撃力もドーンブレイカーより高い

※黒い装備なのはおっちゃんが中二病なのじゃなくて、ダンマーの肌にあう装備ってダーク系だよね、という先入観からきています。なのでゴスロリとかそういうのは特に好きじゃないです。

というわけで、ナイチンゲールのクエストも終わらせていたので、こちらも複製して2本差しに。
でも残念ながら、鞘が茶色。全身黒いのに、ここだけ茶色。
しかも抜刀時には空中に浮いているようなデザインなので、やたら目立つ。

黄色い丸い物体は、キュロートのナヴィという、光源になるペットのような装備です(Osare Culort Outfit)。くるくる回りながら照らしてくれます。ヴリンドリルホールが暗かったので装備してます。

ドーンブレイカーは鞘も剣もどちらも茶色で金ピカで、更に光っていたのでそれなりに存在感が強く、装備の色合いが結構違っててもそれほど違和感なかったけど(それでも少しテクスチャいじって黒くしたけど)、ナイチンゲールの剣のように基本白黒だと、鞘だけ茶色くなってて違和感がすごい。

というわけで鞘のテクスチャを黒くすることにしました。

テクスチャを変更する

やったこと。

  1. BSAの解凍
  2. 目的のテクスチャ(ddsファイル)を探す
  3. PAINT.NETで開く
  4. レタッチ作業(白黒処理→明るさ調整)→上書き保存
  5. MOのoverwriteフォルダに同じ構造で格納

Modにしないでルーズファイルで対応するなら基本これだけですな。
本来ならメッシュとかテクスチャ、サウンドなんかは1つのBSAファイルに圧縮したものを用意すれば、そこらのModと同じイカした形態になります。
これはまたそのうちやりましょう。

さてさて、順番に説明します。

ナイチンゲール関連はDLCではなく素のSkyrimです。つまり、Dataフォルダ内のSkyrim - Textures.bsaです。これをBSA Browserで解凍します。

BSA Browserを起動し、「File」→「Open Archive」でSkyrim - Textures.bsa開くと、左側にツリーが表示されるので、そこから「Weapons」を選択します。この「weapons」内には、各種武器のテクスチャが入っています。

「weapons」ツリーを開いて「nightingale」を選択すると、画面の右側にナイチンゲール武器のテクスチャが5つほど表示されます。とりあえずこれら5つを すべて選択状態 にして、「Extract」ボタンでデスクトップなどに解凍してみます(選択しないとボタン押しても無反応です)。

さて、デスクトップに解凍したフォルダは以下のような構造になってます。

  • textures
    • weapons
      • nightingale

ファイルの内訳はこんな感じ。

  • ナイチンゲールの剣
    • nightingaleblade.dds
    • nightingaleblade_n.dds
  • ナイチンゲールの弓
    • nightingalebow.dds
    • nightingalebow_m.dds
    • nightingalebow_n.dds

そう、剣と弓のテクスチャですね。で、ファイル名の最後の方に_n_mとついているものは編集しません。これらはノーマルマップなどの、「光が当たったときにどういう凸凹具合に見せるのか」「光が当たったときにどのくらい反射させてピカピカさせるのか」なんかに使います。なので、_n_mがついてないファイルを編集します。

今回はナイチンゲールの剣なので、nightingaleblade.ddsを編集すれば良いわけです。

さて、早速ddsファイルをPAINT.NETで開いてみましょう。

おや?どうもこれはナイチンゲールの剣の本体だけで、鞘がなさそう。そもそも茶色い部分が皆無!!!

どういうこと?
もしかして鞘って他の剣と共通なのかな?
一旦PAINT.NETを閉じました。

突然陳宮の顔が脳裏に浮かんだのでここにアップしておきます

ネットで日本語、英語で検索してみても、鞘の色を変えたい!なんてのがまったくヒットしなかったので、自分で何とかするしか無いです。おそらくおっちゃんの検索能力が低かっただけなんでしょうが。

とりあえずやってみたことは、全部のテクスチャを解凍し、それっぽいキーワードでフォルダ内を検索してみることです。

まずはModで有名な「sheath」という単語。二刀流の納刀時に左手武器も表示させる素敵なModである「Dual Sheath Redux」で有名ですな。
「Sheath」というのままさに、刃物などを収める鞘という意味がありますので、早速この単語で探してみることに。

一旦すべての武器(textures/weapons内すべて)をデスクトップに解凍し、エクスプローラ右上の検索窓から検索してみた所、なんとヒット数はゼロ。残念。別の単語なのかな。

他にも単語がないかと思い、色々調べてみた所、どうも「scabbard」というのも鞘という意味の英単語だそうで、「scabbard」で検索してみたところ、見事にヒット!

フォルダ1件、ファイル19件がヒットしました。しかし剣の数に比べて鞘の数は圧倒的に少ないですな。これはもう、鞘は色々な剣で共通に使われてるってことで正解だと思います。

さて、本題ですが、ナイチンゲールの剣の鞘はどれでしょうか。正直良くわかりません。

これを書いてあるのは昼間ですが、編集下のは前日の夜です。もう夜も遅くて目がショボショボかすみ目状態だったので、細かいところがよく見えてません。
仕方がないので、茶色いモノすべて黒くすることにしました。どうせPCは黒っぽい装束ばっかりだし、NPCの鞘が黒くなったっところで誰も気にしないと思うし。

というわけで、茶色い鞘は以下になります。

  • steelscabbard.dds
  • orcishscabbard.dds
  • ironscabbard.dds

ドゥーマーの金ピカはそのままにしてあります。ドゥーマーのは黒とかそういうのは違うと思うので。
あと、何故かelvenだけファイル名にelvenがついてません。「scabbard.dds」になってました。

elvenはもともとのデザインがダサいというか、いくら高慢ちきのアルトマーでも、こんな自己主張の強すぎるデザインの装備は着ないだろう!「碧水晶と同じく色の暴力だ!」と思って、別のシックなものに取り替え済みですので、ここではノータッチでいきます。

ナイチンゲールの剣の鞘はオーシマーの武器の鞘とは明らかに違うとは思いますが、今回「茶色い鞘を黒くする」ということでまとめたいので、編集対象とします。

早速行ってみよう。

ddsを編集するよ

上記3つのファイルを順番にPAINT.NETで開きます。まずはsteelscabbard.dssから行きます。これは名前からして鋼鉄の剣の鞘ですね。

明らかにナイチンゲールの剣の鞘ではないですね。でもまぁ全部黒くしちゃいましょう。

開いたら「調整」→「白黒」でグレースケールに変えます。白黒2色ではなくグラデーションの付いた白黒なので、グレースケールってことですね。メニューの翻訳が間違えているような。まぁいいか。

これで一旦は茶色がグレースケールになったのですが、実はゲーム中、他のテクスチャと組み合わさって表示されるものなので、実際にはかなり明るくなります。

よく「なんでこんな原色バリバリの色にしたの?」的なModがありますが、そこら辺考慮されてないんだと思います。「黒に見えるけど青なのかぃ?」と、マスオさんが驚くくらい暗くしないと、なんだか最新のスマートフォンみたいに清潔感とピカピカエフェクトがかかってしまいます。まったくロアフレンドリーではありません。

というわけで、全体的に少し暗くしましょう。

PAINT.NETの「調整」から「色合い/鮮やかさ」を開き、「明るさ」を下げます。「-30」くらい下げても良いと思います。

実は「明るさ/コントラスト」の「明るさ」と同じですが、今回グレースケール化したため 色合いがない ので、どっちでやっても同じです。もしもとの茶色や金ピカゴールドの色を変えずに明るさなどを変更したい場合、「明るさ/コントラスト」で色合いを変えずに明度を変えればOKですが、茶色を緑っぽくしたり、赤みを足したりしたい場合、「色合い/明るさ」で明るさを変えた後、「色合い」と「鮮やかさ」を変えてお好みの色にすれば良いかと思います。その場合は当然ですが、最初に「白黒」にはしないで下さい。

さて、それではそのまま保存しましょう。保存する際にファイルがddsなので、それ専用のオプションがあります。

基本的に武器や装備などの凝ったものはこの「DXT5」形式で保存します。3とか1とかありますが、そこら辺は透過が無かったり色々違うものですので、必ず元と同じモノで保存します。圧縮の種類とかメトリックなんてのはそのままでOKです。デスクトップに解凍したフォルダのままでOKなので、上書き保存しましょう。

同じように3種類すべての鞘を黒くしておきました。

Skyrimに反映させる

予めMOのoverwriteフォルダ内に以下のような構造を作ります。

  • MOインストールフォルダ
    • overwrite
      • textures
        • weapons
          • iron
          • orcish
          • steel

そしてそれぞれ編集したddsのみを、上記フォルダにコピーないしは移動します。steelscabbard.ddsは上記steelフォルダに入れます。同じようにorcish、ironもそれぞれ編集したdds1枚のみを入れておきます。

  • MOインストールフォルダ
    • overwrite
      • textures
        • weapons
          • iron
            • ironscabbard.dds
          • orcish
            • orcishscabbard.dds
          • steel
            • steelscabbard.dds

こんな感じですね。

これで、MOからSkyrimを起動した場合、このフォルダに入ってるものが一番最後にメモリ上で上書きされるので、鞘を真っ赤にするModを入れていようが、鞘を透明にするModを入れていようが、無事に鞘が黒い鞘になってくれるという仕組みです。

一番最後に上書きしてほしいメッシュやテクスチャ、サウンドなどがあれば、まずはこの「overwrite」フォルダに入れてプレイしてみることで、Mod制作のテストにもなりますので、覚えておいて損はないです。

Skyrimを起動してみて確認する

無事に黒い鞘が表示されました。

おわり

しかしいざやりたいことをやろうとしても、色々開発の都合で省略されていたり、大人の都合でファイルはあるけど使われてなかったり、一部だけ他と実装方法が違ってたりなんかしてて、最初のつまずきで諦めてしまう人、おそらく多いんだろうな、と思いました。

どっとはらい。